2016年8月18日(木)天気・・・一時
飯田橋駅から■JR中央線と■JR山手線を乗り継いで原宿駅へやってきました。
↑駅名標。
原宿駅は、東京都渋谷区にあります。
原宿といえば若者の街としてよく知られた場所で、
東京在住でなくとも日本人なら多くの人々が行ったことがある街なのではないかと思いますが、
日本人のみならず外国人の利用も多く見られます。
日中はケバい格好の若者がたくさん原宿駅を利用しますが、
その一方で朝はスーツ姿のサラリーマンでホームが溢れ返り、
時間帯によって駅を利用する人の層がガラリと変わるという面白い駅であります。
↑ホーム(渋谷・品川・東京方面)
原宿駅のホームは、1番線から2番線まであります。
転落防止の可動式ホーム柵は2015年に設置されました。
原宿駅の1日平均の乗客数は、7万4000人台です。
↑原宿駅の裏側は明治神宮の杜が広がっていて、すぐそばに建ち並ぶビル群との対照的な風景は、
原宿らしいといえば原宿らしい光景。
右に見えている屋根のないホームは、正月のみに使われる臨時ホーム。
原宿駅では2020年の完成を目指して駅舎の建て替え工事が行われていますが、
新駅舎の使用開始後は、臨時ホームは毎日使用されるようになるようです。
僕は前に1月1日の終夜運転のときに深夜0時半ぐらいに原宿駅で降りて明治神宮へ初詣に出かけたことがあるのですが、
駅からとんでもない行列で3時間ぐらい並び、やっと賽銭箱のところに辿り着き、参拝できると思ったら、
今度は急に人の流れが粗くなり、とにかく人混みに押し流されるままろくに参拝もできずに自動的に出口まで流される羽目になりました。
なんのために3時間並んだのか。。
今になって思えばとんでもない新年ですよ。
原宿駅には改札口が2つありますが、
まずは跨線橋をわたって表参道口のほうに行ってみましょう。
↑跨線橋内部。
とても広い跨線橋です。
ここまで堂々と佇んでいるコインロッカーも珍しい。
↑跨線橋といえば、通常なら階段だと思いますが、
原宿駅の跨線橋の駅舎側は、階段ではなくスロープになっています。
こんな珍しい光景も、新駅舎が完成したら見れなくなってしまいますね。
↑改札内から見た表参道改札口。
もちろん駅員はいます。
↑表参道改札口。
改札口を超えた先にはすぐに跨線橋の上り坂が待ち構えており、
改札に入る前から、今からこの坂を登らなければ電車に乗れないのか…と乗客を落胆させてくれますが、
ラッシュ時や昼間ともなれば上り坂があることも気づかないぐらいに人で溢れ返ります。
↑表参道口 自動きっぷうりば。
Suicaの普及に伴って近距離券売機を利用する機会は減りましたが、
それでもまだこの通りズラッと券売機が並べられており、大事な設備であることには昔から変わりありません。
↑原宿駅(表参道口)
表参道口には、1924年大正時代から使われ続けている木造駅舎が未だ活躍しています。
西洋風のオシャレな木造駅舎です。
■JR山手線で木造駅舎が残っている駅もだいぶ少なくなりました。
いまや原宿のシンボルにもなっているこの駅舎ですが、もうすぐ新駅舎が完成するのでまもなく見納めになります。
JR原宿駅から歩いて30秒ぐらいのところに東京メトロの明治神宮前駅があり、乗り換えができます。
JRは「原宿」っていう駅名なのに東京メトロは「明治神宮前」っていう駅名なんですよね。
これだけ距離が近かったら同じ駅名にしてもいいのに、なんて思ったりも。
↑引いて見るとこんな感じ。
「原宿駅」と書かれた筆書き風の駅名板も、味があっていいですね。
もう一つの出入口である竹下口にも行ってみましょう。
↑竹下改札口。
竹下改札口は狭いスペースに無理やり作った雰囲気があります。
↑竹下口 自動きっぷうりば。
見た目は小さな改札口ですが、こちらも大量の自動券売機が設置されています。
↑原宿駅(竹下口)
駅前からはショップやカフェが並ぶ賑やかな竹下通りが続いています。
原宿観光といえばやっぱり竹下通りでしょう。
駅からほぼ直結なので、とても便利な立地です。