【この駅の訪問日】2017年1月3日(火)天気…のち
↑駅名標。
三柿野駅は、岐阜県各務原市にあります。
航空自衛隊岐阜基地の最寄駅で、
毎年秋におこなわれる航空祭の際には、この駅が人で溢れ返り、
臨時列車の運行がおこなわれるほどの大盛況となります。
駅横で航空グッズうりばのブースが開かれたりもします。
2019年の航空祭は、ちょうど昨日行われましたが、
昨日も物凄い混雑だったようです。
その基地の近くにある駅ということで、以前は「航空廠前(こうくうしょうまえ)」という駅名でしたが、
日本が戦争を始めるにあたり、航空廠の場所が諸外国にバレるといけないということで、
駅名を「三柿野」に変えさせられたといいます。
↑ホーム(岐阜・名古屋方面)
■名鉄各務原線の中では主要駅に位置づけられる大きな駅で、
のりばも3番線まであります。
ホームの岐阜寄りに構内踏切があります。
↑ホーム(犬山・名古屋方面)
名鉄らしいというべきか、主要駅なのにホームの屋根はとても低くつくられています。
支柱には古レールが使われていますね。
三柿野駅の1日平均の乗客数は、約2600人です。
三柿野駅には、普通・急行・快速急行・ミュースカイが停車します。
↑ホームから見た駅舎。
構内踏切を渡ってその先に改札口があります。
↑1番線への階段・スロープ。
1番線は、1日1本(土休日は1日2本)しか電車が発着しないため、
ほとんどの時間帯はこのように1番線への入口にガードが置かれています。
↑改札内から見た改札口。
主要駅らしく、自動改札機は多めの3台。
↑改札口。
このあたりでは珍しい有人駅で、駅員がいます。
しかし券売機は1台だけなのですね。
窓口があるからいいやということなのでしょうか。
↑三柿野駅。
コバルトブルーの空のようなカラーリングに塗られた駅舎。
滑走路のような模様が描かれており、
今にでも自衛隊の戦闘機が大空へと飛び立とうとする情景が思い浮かびます。
駅前は国道21号線の高架橋が通っており、そのせいで正面から駅舎を見ると少し隠れてしまいます。
駅周辺は航空自衛隊岐阜基地や川崎重工業の工場の広大な敷地が大部分を占めていて、
近くにはJR蘇原駅もあるので駅勢圏がだいぶ限られてくるように思いますが、
それでいてこの利用者数の多さを誇るのだから凄いですね。
急行などもとまって便利なおかげでしょうか。
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