2015年12月12日(土)天気・・・
草津駅から■JR琵琶湖線の普通電車に乗り、4つ目の篠原駅で下車。
ついに2015年9月19日に篠原駅の新駅舎がオープンしました!
新駅舎を見るためにこの駅で降りたのです!
篠原駅は、駅勢圏が近江八幡市・野洲市・竜王町の3市町にまたがる重要な駅にも関わらず、
駅の出口が北側にしかなく、さらに付近に踏切がなく、
長い距離を迂回しないと駅の反対側に行くことができないということが問題視されていました。
それらのことに加え、篠原駅にはエレベーターなどのバリアフリー設備が無かったことや、
木造駅舎の老朽化が進んでいるという悪条件も重なり、
近江八幡市・野洲市・竜王町の3市町とJR西日本がそれぞれお金を出し合い、
約14億円かけて新しい橋上駅舎への建て替え工事が実現しました。
↑ホーム(米原・大垣方面)
正面に見えるのが新しい橋上駅舎です!
篠原駅といえばJR西日本管内の東海道本線では最も利用者の少ない駅ですが、
そうとは思えないぐらい立派な駅へと成長を遂げました。
新駅舎にはエレベーターや多機能トイレも設置され、バリアフリー化も達成しました。
↑ホーム上にはガラス張りの待合室があります。
↑待合室内部。
最近よく見かける上質なベンチ。
それでは階段を上り、さっそく新駅舎へ!
↑改札内から見た改札口。
自販機コーナーが充実しています。
↑30分に1本という本数に合わせてか発車標は2段のみ。
↑改札口。
駅員はいるものの、新駅舎には出札窓口が設置されておらず、
新駅舎オープンと同時にみどりの窓口は廃止されました。
その代わり、みどりの券売機プラスが1台設置されています。
↑自由通路(北口側より)
案内サインは心なしか少し大きめ。とても見やすいです。
↑自由通路の一角には待合スペースのような空間もあります。
↑自由通路(南口側より)
壁の大窓からは暖かな日光が差し込み、とても明るい印象です。
↑篠原駅(北口)
白と濃いブラウンを基調にした大人っぽいデザインの作品です。
新駅舎オープン後は駅前ロータリーをつくる工事が行われています。
↑篠原駅(南口)
篠原駅の新駅舎のデザインコンセプトは「周囲の自然・歴史と調和を図りシンプルで世代を超えたデザイン」。
まさにデザインコンセプトの通りの素晴らしい新駅舎が出来上がりました。
↑南口の駅前はこんな感じ。
今は何もありませんが、これから駅前ロータリーもつくられ、徐々に街が形成されていくのかもしれません。
↑次回は、同じく■JR琵琶湖線の、新駅舎建設工事中の膳所駅へ行きます!
つづく
関連記事(篠原駅)
・2015年3月14日の篠原駅(旧駅舎時代・仮設跨線橋オープン後)
・2014年3月16日の篠原駅(旧駅舎時代・旧跨線橋現役の頃)