2015年12月12日(土)天気・・・
膳所駅から■JR琵琶湖線に乗り込み3駅、京都駅に到着です。
京都駅は■JR東海道新幹線、■JR琵琶湖線、■JRJR京都線、■JR奈良線、■JR嵯峨野線が乗り入れるターミナル駅。
JRだけでなく、近鉄電車や地下鉄も京都駅に乗り入れています。
まず、各ホームの発車標の様子を見てみましょう。
~発車標の更新が進められています~
↑0番のりばの発車標。
2014年9月頃に0番のりばに新型発車標が設置されました。
主に福井・金沢方面への特急列車が発着するホームですが、
一部■JR琵琶湖線や■JR湖西線の普通・新快速なども発着することがあるので、
「特急サンダーバード 福井・金沢・富山方面 0」としか表記されていないのはいかがなものか…と考えてしまいます。
しかし、発車標の表示欄が増えるなど、以前よりは格段に分かりやすくなりました。
2・3番のりばには、2014年12月頃から0番のりばと同じ新型発車標が稼働しています。
こちらは路線記号にも対応しており、日本の鉄道に慣れない外国人観光客にも分かりやすいものとなっています。
↑4・5番のりばの発車標。
4・5番のりばは■JRJR京都線が発着するホームです。
このホームでは旧型の発車標が活躍しています。
0番のりば・2・3番のりばの発車標が更新されると来たら、
次に更新されるのはこのホームでしょうか?
↑8・9番のりばの発車標。
8・9・10番のりばは■JR奈良線のホームです。
■JR奈良線のホームもかなり年代物と思われる発車標が現役で活躍中。
2段しか表示欄がありません。
いずれ発車標の更新が進められ、これらの発車標も新型に置き換えられれば、
もっと分かりやすい案内表示になることが期待されます。
~階段・エスカレーターの新設工事を行っています~
■JR奈良線の8・9番のりばから、西改札口のある橋上通路へ直接行ける階段やエスカレーターは無く、
8・9番のりばからは一旦10番のりばまで迂回してそこから階段・エスカレーターで行く形になり、
とても面倒かつ複雑な動線となっています。
そのため、10番のりばの階段・エスカレーターは、
10番のりばの客のみならず8・9番のりばの客も一気に押し寄せるため、
物凄い混雑が発生しているのが現状です。
↑8・9・10番のりばの客が集まり混雑が問題となっている階段。
こうした現状を改善するため、
8・9番のりばから直接橋上通路まで行ける階段・エスカレーター・エレベーターの新設工事が行われています。
↑階段・エスカレーター・エレベーターの新設が予定されている場所。
これらの昇降設備が完成すれば、
混雑が緩和され安全性の向上に繋がるだけでなく、
8・9番のりばから橋上通路までの移動時間が半減する効果が期待できるとのことです。
~ホームの拡幅工事を行っています~
↑■JR奈良線ホーム。
■JR奈良線では年々利用者数が増え続けているにも関わらず、
■JR奈良線が発着する8・9番のりばはホーム幅が4メートルしかなく、
通勤・通学時間帯を中心に、列車を待つ乗客によりホーム上で混雑が発生しています。
そういった現状を改善するために、
8・9番のりばホームの幅を現状の4メートルから9.5メートルに拡幅する工事が行われています。
↑上から見た8番のりば。
真ん中に真新しいピカピカの線路が新設されていることにお気づきでしょうか。
そうです。これが新しい8番のりばの線路です。
現行の8番のりば線路上にホームを設置し、この真新しい線路が将来の新たな8番のりばの線路として使われる予定となっています。
↑新設された線路の横にホームの土台のようなものが設置されているのが見えます。
現行の線路をぶっ潰してあの位置までホームが拡幅される予定です。
↑ホーム改良工事を伝える貼り紙。
~案内サインの更新が進められています~
西改札口のある橋上通路では新型の案内サインへの更新が進められています。
↑改札口前の大型案内サイン。
発車標そのものは旧型のままですが、
その上に特大案内サインが設置されました!
西改札口からやや離れていてのりばが分かりづらい■JR東海道新幹線、■JR奈良線、■JR嵯峨野線ホームへの行き方を目立たせて表示しているのが特徴。
↑各のりばへの昇降設備付近に大型案内サインが設置されました。
↑伏見稲荷(最寄駅:稲荷駅)へ向かう人が、
間違えてみやこ路快速(稲荷駅にとまらない列車)に乗り込んでしまうことが多く、
それを防止するために「稲荷駅へは普通電車をご利用ください」と書かれた警告が強調されていました。
警告は日本語のみならず英語・中国語・韓国語でも表記されています。
↑わざわざ吊り天井を取り外すほどの大工事です。
↑改札口近くの案内サイン1か所はまだ旧型のままでしたが、
いずれこちらも新型案内サインに更新されるかもしれません。
新型案内サインと並べて見ると、昔の案内サインの分かりづらさが明確に分かりますね。
「東海道・中央線 長野方面」と表示されているのは面白いところです。
2016年を最後に、京都から長野まで直通する特急列車はなくなってしまいました。
↑10番のりばから八条東口へ通じる階段の案内サインも更新されていましたが、
こちらは更新時期が早かったためか路線記号に対応していません。
↑地下東口に通じる地下通路。
こちらは旧型案内サインがズラリと並んでいます。
↑しかし、柱には路線記号に対応した新型案内サインが設置されていました。
↑各ホームへの階段横に新型の案内サインが貼りつけられています。
もうJR東日本とも引けを取らないぐらいに京都駅は進化しました。
↑■JR嵯峨野線ホーム(車止め方向)
■JR嵯峨野線だけ他の路線とやや離れた場所にホームがあります。
ここだけ別の駅のような雰囲気ですが、ここもJR京都駅。
■JR嵯峨野線が発着する34番のりばは日本一数字が大きいホームとして知られています。
↑■JR嵯峨野線ホーム(二条・嵯峨嵐山・亀岡・福知山方面)
↑■JR嵯峨野線・関空特急はるか号の発車標。
↑■JR嵯峨野線ホームの一角にはこのようなド派手な出口があります。
これはビックカメラのJR京都駅店に直結する西洞院改札口への階段・エスカレーターです。
↑階段を上ると自動精算機が置いてあり、すぐに西洞院改札口です。
↑改札内から見た西洞院改札口。
2台というターミナル駅にしては少なめの台数ですが、
さらにそのうち1台はICカード専用という、磁気券泣かせの配置となっています。
↑西洞院改札口。
自動券売機は1台。
↑ビックカメラの店内にJRの発車標がある光景。
日本でもここだけではないでしょうか?
↑次回は■JRJR京都線の高槻駅へ行きます。
つづく