2016年8月18日(木)天気・・・一時
次は、八街駅へ。
↑駅名標。
八街駅は、千葉県八街市にあります。
八街は落花生の生産・収穫量日本一のまちとして知られていて、
駅伝の名前も「八街市ピーナッツ駅伝」になっていたり、
やたら落花生・ピーナッツを推しています。
八街産落花生というワードは商標登録もされているそうで。
↑ホーム(佐倉・千葉方面)
八街駅のホームは、1番線から2番線まであります。
ホームの中央部に橋上駅舎が建っています。
エスカレーター・エレべーター完備しています。
八街駅の1日平均の乗客数は、5800人台です。
八街駅には、各駅停車、快速、特急しおさい号が停車します。
↑1日1本だけ運行される快速列車のために、わざわざSuicaグリーン券売機が設置されています。
↑八街駅の駅舎は、八街市の名産品「落花生」をモチーフにデザインされた駅舎で、
駅舎の天井の形や、右側の化粧室の形など、落花生の形ように丸っこく膨らみを持たせた設計になっています。
おかげでふんわりした柔らかな印象を与えてくれています。
↑改札内コンコース。
駅舎内の天井はとても高く、そんな効果も相まってエレベーターがとてもコンパクトに感じます。
標準サイズなんですけどね(笑)
↑改札内から見た改札口。
自動精算機は1台。
改札の向こうの落花生のような膨らみをもたせたガラス窓を見ると、
落花生の街にやってきた、ということを思い起こさせてくれます。
都道府県単位で見ても落花生の生産が全国一位なのは千葉県ですが、
その生産量の大部分は八街市が占めているのではないかと思われます。
↑改札口。
この辺は中駅と小駅の規模の差が激しくて、前回紹介した隣の日向駅とは打って変わり、
この八街駅はこんな立派な橋上駅です。
↑自動きっぷうりば。
券売機のほか、みどりの窓口もありました。
市の代表駅はこうでなくちゃ。
↑自由通路。
自由通路の改札前にはベンチも設置されていて、憩いの場としても使われています。
まずはメインの出入口である南口から見ていきましょう。
↑八街駅(南口)
2004年4月に建て替えられた新駅舎です。
もちろん外観も落花生をモチーフにした丸っこいデザイン。
それだけでなく、八街市の「八」の文字も意識しているんだそうです。
つづいて反対側の北口へ。
↑北口への階段の途中には、駐輪場への通路がひょこっとあります。
秘密基地感があって楽しいですね。
↑八街駅(北口)
こちらも同じく落花生デザイン。
町の真ん中に落花生のような物体(駅舎)がドンと置かれている光景は、
通行人の目を楽しませてくれています。
↑北口駅前広場。
駅前は「森のいずみ公園」として整備されていました。
街の中心部にある駅なのに、都会のような慌ただしさはなく、のんびりとした雰囲気が漂っている、そんな駅でした。
駅舎や駅前の、ユーモアあるデザイン性のおかげです。
落花生・ピーナッツの街ということで、旬な落花生・ピーナッツが楽しめる羨ましさを感じた一方で、
ピーナッツアレルギーの人にはなかなかしんどい街なのかなと思ったりもします(苦笑)
僕はアレルギーとか無いんですけど、けっこう身の回りでピーナッツアレルギーの人を見ることがあるのでね、
ついついそんなことを考えてしまいます
ま、ピーナッツ好きにはオススメの街です。
あと、駅舎デザインが面白いので駅好きの方にも。
↑次回も1駅進みます。
つづく