【この駅の訪問日】2016年12月25日(日)天気…
↑駅名標。
多治見駅は、岐阜県多治見市にあります。
多治見は古くから陶磁器の集積地として繁栄してきた街。
最近はモザイクタイルミュージアムやセラミックパークMINOといった陶磁器にまつわる観光スポットも誕生してきており、
近いうちに僕も行ってみたいところです。
多治見といえば暑さも有名で、2007年には、当時国内で最高の気温40.9度を観測して大きな話題になりました。
そんな過酷な街なのに多治見市の小中学校の教室へのエアコンの設置率は2018年時点で0パーセントだそうです。
2018年には猛暑で多治見駅南口のエスカレーターのベルト部分が膨張して故障するトラブルがあり、
ミヤネ屋で生中継される、なんていう出来事もあったほど。
↑多治見駅構内図。
多治見駅は橋上駅舎になっています。
↑ホーム(中津川・長野方面)
多治見駅のホームは、1番線から5番線まであります。
1番線から4番線は■JR中央線の列車が、4・5番線は■JR太多線の列車が発着します。
ホームの長野寄りに橋上駅舎が建っています。
↑ホーム(名古屋方面/可児・美濃太田方面)
階段・エスカレーター・エレベーターが完備しており、お年寄りや身体の不自由な人にも優しい設計となっています。
多治見駅の1日平均の乗客数は、1万3800人台です。
多治見駅には、普通・快速・ホームライナー・特急しなの号が停車します。
それでは、階段を上がって改札口へ行ってみましょう。
↑改札内にあるホームライナー券売機。
ライナー券のほか、特急しなの号の自由席特急券が購入できます。
こういった設備があるのは2013年までセントラルライナーの停車駅だった名残でしょうか。
↑改札内から見た改札口。
駅舎内はガラス張りでとても明るいです。
↑改札口。
改札口は一か所のみ。
天井が高くて主要駅という感じがしますね。
↑自動きっぷうりば。
近距離券売機は4台もあります。
そのほか、みどりの窓口の部屋の中には指定席券売機まであります。
↑自由通路。
南口~改札口~北口を結ぶ自由通路です。
自由通路は陶磁器問屋街として栄えたオリベストリートの街並みをイメージした内装になっています。
↑自由通路でひときわ目を惹くのがこの陶壁。
「ひびきあう声」という作品だそうです。
↑自由通路の端は多治見の街並みを見下ろせる休憩スペースとなっています。
↑多治見駅(南口)
2009年11月にオープンした新しい橋上駅舎です。
外壁には陶磁器の大判タイルが使用されており、多治見らしさを表現しています。
先ほど言った、猛暑でエスカレーターが故障したのはここの出入口です。
南口駅前の屋根からは、暑い日にはイオンミストが噴射されます。
↑多治見駅(北口)
こちらは裏口にあたる北口。
南口に比べると人通りが少ないですが、こちら側にもちゃんとエスカレーターがありました。
↑北口駅前は虎渓用水広場とよばれるガーデンになっています。
虎渓用水の水の音と木漏れ日が織りなす美しい広場。
日によってはイベントが行われることもあり、街ににぎわいを創出しています。