【この駅の訪問日】2017年3月29日(水)天気…のち
↑駅名標。
大津駅は、滋賀県大津市にあります。
大津といえば、言わずもがな滋賀県の県庁所在地です。
県庁所在地の駅ですが、大津駅があるのは滋賀県のほんとに端っこのほう。
次の山科駅からはもう京都府になります。
滋賀県の代表駅でもあり、滋賀県最後の駅でもあるわけです。
大津市は、戦争の被害や自然災害が少なかったこともあり、
京都市、奈良市に次いで日本で3番目に国指定文化財が多い市だそうです。
大津駅前はビルやマンションがたくさん建っていますが、
中心街から離れれば山や高原もあり、買い物からレジャーまでなんでもできちゃう市です。
↑大津駅構内図。
↑ホーム(草津・米原方面)
県庁所在地の駅ですが1路線しか乗り入れていません。
ホームは1番のりばから4番のりばまであります。
新快速・普通ともに、主に使用されるのは2・3番のりばで、1・4番のりばは通過列車が主です。
↑ホーム(京都・大阪方面)
正面には大きな山が立ちはだかります。
あれが滋賀県と京都府の境です。
国道はくねくねと山を登りながら県境を越えますが、■JR琵琶湖線はトンネルで一直線。
■JR琵琶湖線に乗っていると気づいたらもう京都府に入っている…そんな感じです。
大津駅の1日平均の乗客数は、約1万7300人です。
大津駅には、普通・快速・新快速・特急びわこエクスプレス号・特急はるか号が停車します。
特急ひだ号・特急サンライズ瀬戸号・特急サンライズ出雲号は停車しません。
↑ホーム上の発車標。
路線記号対応デザインに模様替えされていました。
↑ホーム上にあるモニュメント。
ちょうど大津駅を北緯35度線が通過しており、それにちなんだモニュメントがホームの大阪寄り先端に建てられています。
オレンジ色のレール上が北緯35度線だそうです。
↑北緯35度線は島根県江津市~大津駅~千葉県千倉町(現 南房総市)を通過しています。
↑地下通路。
大津駅のホームは1階にあり、地下1階の地下通路を通って改札口へ行けます。
大津駅にはエスカレーターがありません。
県庁所在地の駅にエスカレーターがないのってかなり珍しいですよね…??
と思い調べてみたら、山口駅、高松駅、徳島駅、松山駅、長崎駅も改札内にはエスカレーターがないらしい。
西日本にはそういうのが多いんですね。
※ちなみに大津駅改札外にはエスカレーターがあります。
↑改札内から見た北口改札口。
かなり大きな吹き抜け。
↑北口改札口。
リニューアルされてぴかぴかです。
↑北口改札口の発車標。
ここも路線記号入りデザインになっていました。
↑北口改札口 自動きっぷうりば。
近距離券売機・定期券売機は3台だけ。
とても県庁所在地の駅とは思えない設置台数ですが…。
↑最近関西のJR駅で増えつつあるタッチパネルのインフォメーションボードがありました。
↑大津駅(北口)
外観はやはり県庁所在地感がありますね。
とても立派な駅です。
2階部分はビエラという駅ナカになっています。
「通りすがる駅から立ち寄る駅に」をコンセプトにつくられ、
簡易宿泊施設を備えたレストランまであるそうです。
そのほか、滋賀県特産の「玄そば」や、近江牛のランチ・ディナーが楽しめるレストランも入っています。
大津駅の出入口は北口だけではありません。
反対側に南口というのもあります。
↑改札内から見た南口改札口。
南改札口には駅員もおらず、無人状態です。
ちょうどこの写真を撮ったときに、持っていたきっぷが風で改札外のほうへ飛んで行ってしまい、
よりによって無人の改札だったので焦りましたが…、
インターホンでJR西日本コールセンターのスタッフに連絡し、事なきを得ました(笑)
↑発車標はありますが、表示欄は2段だけ。
スペースの関係か、壁際に寄せられて設置されていました。
↑南口改札口。
自動改札機はたった2台しかなく、県庁所在地の駅としては寂しい感じ。
自動券売機も1台しかありません。
↑大津駅(南口)
駅入り口は驚きのピンク色。
ピンク色の駅ってあまり見かけないけど、暖かみがあって素敵ですよね。
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