2014年8月5日(火)天気・・・ときどき
大甕駅から9時38分発、■JR常磐線 普通 竜田行きに乗ります。
竜田行きの電車に乗ってぐんぐんと北上。
次の目的地は竜田の1つ手前の木戸(きど)駅。
木戸駅までは1時間42分の乗車時間。
な、長い・・・。忍耐タイムの始まりだ。
いや、プラスに考えたらこの乗車時間は睡眠タイムに当てられるのではないか?
と思ったのだが、不思議とこういうときに限って眠くならない。
なんだかなぁーと微妙な気分になりつつ1時間42分のときを過ごします。
遠いんです、木戸は。
電車はときどき海が見える場所を走るのだが、
駅兄はいつも海が見えるとついパチリパチリと何枚もの写真を撮ってしまう。
こんなに乱撮していたらSDカードがもったいない!!
それに、海なんて愛知県でも見れるじゃないか!!!
そうだよ!駅兄は絶対に海は撮らない!!海は撮らないぞ!!!!
そう決心したのでした。
おかげで記事に書くこともない。文章の節約にも貢献している。
電車は福島県に入りました!!
関東遠征なのに東北地方進出!!!!!!
1日目は近畿、2日目は東北、これのどこが関東遠征なのか・・・。
まぁ小さいことは気にしない。
ここからは東北地方の旅です~。
福島県と言っても海側(浜通り)のほうなので、どちらかというと東北よりも関東の雰囲気が強いですがね・・・。
いわき駅を超え、電車は閑散区間へと突入。
↑途中の広野駅までは乗ったことがありましたが、広野から先は初乗車です!!
ワクワクします!
1年半前に広野駅に行ったときは、福島第一原発事故の影響でここの広野駅から先が運休になっていたのですが、
楢葉町が帰町の判断をしたことから2014年6月1日から広野から2駅先の竜田駅まで運転が再開されたのです!!
さっそく乗りにきました~。
ついでにこの辺の駅も全部降りておこうと思います。
↑あぁ、いい風景だ。
途中には大量の黒い袋が並んだ、汚染土の仮置き場も見え、複雑な気持ちにさせられました。
ではさっそく運転再開された区間に入って最初の駅、木戸駅で下車。
とりあえず乗って来た電車を見送る。
電車が離れるとシーンと静まりかえった駅構内。
無人駅特有のこの雰囲気がたまりませんな。
ではさっそく観察を始めよう。
↑ホーム。2面2線。
ホーム上屋もなく広々としたホーム。
暑い・・・。立ってるだけで汗が・・・。
北のほうに来たとはいえ、ほとんど気候は変わりませんからな・・・。
ホームには、
↑待合室と、
↑なぜかお城がありました・・・w
なんだこれは、リアルすぎてすごい。
しばらく見入ってしまいました。
重い荷物を抱えながら跨線橋を渡って駅舎へ。
あれ、中に人がいるんですが・・・・・・。
(人がいると撮影しにくい・・・)
↑改札口。
自動券売機などの類はありません。
震災前までは委託の駅員がいたそうなのですが、震災後は無人駅になってしまいました。
無人駅にしては駅舎はやけにきれいです。
↑ホーム側から見る。
↑駅舎内には線量計が設置されていました。
数値が表示されていても、正直言うと基準がよく分からないのですが・・・(;^_^A
無人駅に線量計を設置するとは驚きですね。
まぁ避難指示解除準備区域だからなぁ。
(木戸駅がある場所は、原発事故直後は立入禁止だったが、2012年8月10日から宿泊禁止の条件付きで立入自由になったエリア)
↑木戸駅。
木造駅舎が残っています。震災時も崩れることはなく、耐えました。
駅舎脇や駅前広場周辺では作業員の方が除染作業をしておられました。
↑木戸駅の時刻表。
震災前までは列車が1日17本発着していましたが、震災後は1日9本だけになってしまいました。
それでも無事に復旧しただけマシかもしれません。
現在、列車は1日9本しかありませんが、意外と昼間に本数が集中しており、そこまで駅巡りしにくい区間ではないです。
竜田駅は16分間の滞在。
↑竜田駅から折り返してきた普通列車に乗り、いわきの1つ手前の草野(くさの)駅まで戻ります。
↑テトラポッドの山wwwwww
↑海は撮影しないと決心したはずが、みごとに誘惑に負けました・・・。
12時01分に草野駅に到着。
↑ホーム。2面3線。
いわきの隣の小駅ですが、跨線橋が屋根付きのものというのが嬉しいですね。
↑改札口。
業務委託駅になっており、みどりの窓口ではありませんが委託の窓口が営業しています。
自動券売機が1台ありました。
↑草野駅。
ここも古き良き木造駅舎です。
つづく