2015年3月21日(土)天気・・・のち
松阪から多気行きの列車に乗りましたが、
このまま終点の多気まで行っても、多気で乗り換える列車がありません。
それならば、徳和にも行っとくわ、ってことで途中の徳和駅も訪問することにしました。
徳和駅は多気以北の紀勢本線で唯一の未訪問駅だったので、
今回が初訪問。
これにて多気以北の紀勢本線は全駅制覇いたしました。
まぁ、問題は本数の少ない多気以南なんですが…。
↑ホーム。2面2線。
ホーム中央部に屋根なし跨線橋があります。
さらに道路のオーバーパスも横切っており、窮屈な駅構内。
↑出入口は1番線のホーム亀山寄り先端にあります。
↑徳和駅。
かつては木造駅舎があったそうですが、1990年代前半に解体され、
駅舎なしの駅になってしまいました。
写真にもある特徴的な駅名板は、旧木造駅舎のものを移設したものだそうです。
↑トイレは駅前広場にあります。
ボロボロです。
↑田んぼのはるか向こうに疾走する近鉄電車が見えました。
↑多気駅には27分間滞在し、次の伊勢市行きで1駅進んで多気駅へ。
↑多気駅で新宮行きの列車に乗り換える。
ここからは未知の世界です。
↑多気から先は初めて乗る区間なので景色に釘付けになります。
↑シカ除けのフェンスがずっと続いていたのは驚きでした。
これだけシカ対策しててもしょっちゅうシカと衝撃してるんですもんね…。
列車は志摩半島の付け根部分にあたる山奥を進んでいきます。
梅ケ谷を過ぎて荷坂峠を越えたところで事件は起きた。
↑こんな山奥で突然列車が急停車!
なんやなんや!?
放送が入るものの声が小さすぎて聞こえない…。
↑緊急停車中の車内。
↑こんな山奥で止まり続けること約7分、何が起こったのか分からないまま運転再開いたしました。
「次の紀伊長島まで速度を落として運転します」とのこと。
なぜだ?なにがあったんだ?
自転車並みの速度で紀伊長島まで運転。遅れは拡大していきます。
紀伊長島に着くと、大勢の駅員や保線員らが集結しています。
↑全然発車する気配がなく、気になって外の様子を見てみたら先頭部に人が集まっていたので、
自分も気になって見に行きます。
↑よく見ると列車のフロントガラスにひびが入っています。(右側のガラス)
なるほど、梅ケ谷駅~紀伊長島駅間で突然急停車したのも、そのあと徐行運転したのも、
紀伊長島駅をなかなか発車しないのも全てフロントガラスにひびが入ったのが原因だったのか…。
でもなんでひびが入ったんでしょうね…(^▽^;)
↑保線員さんがひび割れたガラスをテープで補強する作業中。
車内に戻る。
車内に戻ったら、フロントガラスにひびが入った1両目の車両を切り離すということで、
自分の乗っていた1両目の車両から追い出されました。
↑1両目から追い出された皆さんが2両目に乗り換えます。
↑貫通扉を閉めて切り離し準備にかかります。
↑無事切り離しが完了しました。
ここからは1両編成で運転するとのこと。
(ガラスがひび割れなければ終点の新宮まで2両編成だったのですが…)