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Channel:        ☆☆駅兄の駅めぐり旅日記☆☆
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[北陸遠征3日目]JR北陸線③/氷見線/高山線駅巡り Part.7 [最終回]

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昨日で東日本大震災の発生から3年となりました。


被災され、お亡くなりになられた方々には心よりご冥福をお祈りいたします。


また、1日も早い復興をお祈り申し上げます。



2013年10月14日(祝)天気・・・晴れ

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西富山駅から14時00発の普通・猪谷(いのたに)行きに乗って、名古屋へ帰ります。


西富山駅から乗ったときはなかなかの混雑でしたが、

途中の越中八尾駅付近から徐々に空きが出始め、

笹津(ささづ)駅を出るころには空いている席も多くなってきました。





↑こんな感じでロングシートからでも景色を楽しめます(笑)


かなり高いところを走っているようです。




JR高山線の列車は神通川に沿ってどんどん山を登っていきます。

だんだん風景が本格的になってきましたね(笑)




↑あの橋もかなり高いですが、JR高山線はそれよりもさらに上を走って行きます。

だんだん山の中に入り、風景が盛り上がってきたところで、

自動放送:「ご乗車ありがとうございました。まもなく終点、猪谷、猪谷です。お忘れ物の無いようご用意ください。高山本線、飛彈古川、高山方面は、乗り換えです。お乗り換えの方は、整理券をお持ちのまま、乗り換えの列車にご乗車ください。お降りの方は、運賃、きっぷは、整理券と一緒に、前の運賃箱にお入れください。お降りの方は、1両目、前側のドアからお降りください。ドアは、自動では開きません。手で開けてお降りください。出入口のステップにお立ちになると、ブザーが鳴り、ドアが開け閉めできません。ご注意願います。今日も、JR西日本をご利用くださいまして、ありがとうございました。列車とホームの間が、少し開いているところがあります。お降りの際は、足元にお気を付けください。」



は?もう終点?


富山から猪谷は想像以上に近かったです(笑)

これでJR西日本ともお別れか。





猪谷駅に到着しました。富山県で一番南にある駅です。


猪谷駅はJR東海JR西日本の境界駅になっています。

ここから南はJR東海です。


JR東海とJR西日本の共同使用駅ですが、この駅を管理しているのはJR西日本です。




のりかえ時間があるので、ちょっくら駅を観察してきます。




↑ホーム。島式1面2線。

JRでは珍しい縦列停車も見られるようです。


JR東海の車両とJR西日本の車両が並んでいます。


この駅の入線メロディは「線路は続くよどこまでも」ですw

すんごいクヲリティ高い(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=8oxb8DuonWw
※リンク先の動画は駅兄が投稿したものではありません。





↑ホーム中央部にある構内踏切を通って駅舎に入ります。



↑駅舎内。

なんと無人駅です。(;°皿°)

JRの境界駅が無人駅だなんて全国でもたぶんここだけですよね・・・。(中小国駅以外)


一応、簡易型ではありますが自動券売機は設置してあります。




↑反対側。エアコンがあるwwwwwwwwwwwwwwwww






↑猪谷駅。

これまた時代離れした渋~い駅舎。ちょっとしたタイムスリップが味わえるオススメの駅です!

発車時刻が近づいてきたのでホームへ戻ります。

次の乗るのは15時08分発の普通・美濃太田(みのおおた)行きです。




↑列車内。そこまで混んでいませんでした。余裕でボックスシートを確保できます。

なんというか、鉄ちゃん率が高かったです(;^_^A



定刻通りに発車。富山県ともお別れし、岐阜県に入りました。




↑列車は宮川に沿って深い山奥を進んでいきます。

神通川は岐阜県に入ると宮川に名前が変わるんですねw









↑なんだあの筒のようなものは??




↑列車は時折電波も通じなくなるほどの山奥を走り、

と思ったら急に平地に出てしばらく走って定刻通り高山(たかやま)駅に到着しました。



高山駅では5分間停車です。

5分という微妙な時間では駅を観察することもできず・・・。




久々野(くぐの)駅を過ぎるたところで大カーブです。

ここから山をぐんぐん上り始めます。




↑みるみるうちに標高が高くなってきます。





↑かなり高くなってきました。こういうのはJR篠ノ井線の姨捨(おばすて)駅のところを思い起こされます。


そして再び山奥に入る。


次の渚(なぎさ)駅では反対列車の行き違いのため6分間停車するので、

その停車時間を利用して渚駅を観察してきますw







↑ホーム。相対式2面2線。






↑駅舎内。激狭(笑) 田舎の無人駅といった感じです。

ベンチが2つ置かれているだけで他は何もありません。





↑渚駅。

簡易駅舎です。JR東海らしくデザインにはこだわっていて、屋根の形が独特です。


階段の柵の形もかなり独特なものでした。可愛らしい駅舎ですねw



しかしバリアフリーには程遠い・・・。



こんな小さな駅なのですぐに観察を終えてホームへ。


しかしここであるトラブルが起こった。



反対列車の待ち合わせのために停車しているのですが、

なんと反対列車が現れないではないか!!


しばらくしたら遅れて反対列車がやってきました。

反対列車が遅れたせいで、この列車は渚駅を5分遅れで出発です・・・。



3駅目の飛彈萩原(ひだはぎわら)駅では10分間の長時間停車があるので、

その隙に飛騨萩原駅も観察してしまおうと思っていたのですが、

この列車が遅れたせいで見事に停車時間がカットされ・・・、飛彈萩原駅の訪問は諦めました・・・。





しかし飛騨萩原駅で長時間停車するダイヤだったおかげで、

この列車の遅れが回復してしまい、定刻通りの運転に戻りました。



次第に日が暮れてきて、下呂(げろ)駅に到着した頃にはかなり暗くなってきて景色も楽しめなくなってきた・・・。

猪谷駅から2時間半も座りっぱなしなのでケツが痛くなってきました・・・。

というわけで車内をお散歩してきます。



すると、今乗っている車両が凄い車両だということに気が付く。




↑高山本線復帰車両(笑)


『平成16年10月20日 台風23号による被災で打保駅に長期留置

平成19年2月9日 留置箇所から搬出、その後、名古屋工場にて復旧整備

平成19年9月8日 高山線全線復旧に際し、営業列車として復帰』


とあります。



JR高山線は2004年に台風によって甚大な被害を受け、

2007年までの3年間にわたって長期間不通になっていました。


その際に打保(うつぼ)駅でこの列車が孤立してしまったんですね。

そして復旧工事が終わってこの車両が搬出され、工場で修理を行って営業運転に復帰したというわけです。


奇跡の車両ですね(笑)




なんて感動していたら、ここで第2のトラブル発生!!


白川口駅~上麻生駅間の信号場で反対列車の待ち合わせのため停車するのですが、

なんとそこでも反対列車が現れないではないか!!



ここでも反対列車が遅れたため、なんと15分遅れに・・・。




まもなく終点の美濃太田駅。ここで放送が入ります。



「本日この列車が遅れた影響により、太多線18時47分発の普通列車、多治見行きには接続をいたしません。次の列車をご利用くださいますようお願いいたします。列車遅れまして大変ご迷惑をおかけしました。」




またやらかしてくれたなJR東海w


私の乗る予定だったJR太多線の列車は接続をとらずに発車していってしまったようです。

とほほ・・・。まぁこればかりは仕方ない・・・。



おとなしく次の19時08分発の普通列車・多治見(たじみ)行きに乗りました。

多治見駅でJR中央線にのりかえて、無事に勝川駅に到着。


多治見から乗ったのが快速だったのですぐでした。



そして、この長い3日間の旅に幕を閉じたのでした。


最後までご覧いただきありがとうございました。

おわり


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