2016年1月1日(金)天気・・・
次は、八本松駅へ。
↑ホーム(三原・岡山方面)
ホームは相対式2面2線となっていて、大きくカーブしています。
国鉄からJRに変わる頃にできた新駅など、比較的最近できた駅は急カーブ上にあることも多いですが、
明治時代からある駅がこんな急カーブ上にあるのは珍しいですね。
カーブ上にあるということは列車とホームの間に広く隙間ができるということ。
そのため、ホームに赤いCPラインが引かれ、「あしもとちゅうい」とあちこちに書かれていました。
ホームの岡山寄りに橋上駅舎が建っています。
それでは階段を上って橋上駅舎へ入ってみましょう。
↑橋上駅舎の中は、特に改札内は狭いうえに天井も低く、なかなか窮屈だという印象です。
この駅は階段とエレベーターがあります。
エレベーターは2005年に後付けされたとのことで、わりと早い時期から設置されていたのですね。
↑年代物っぽい雰囲気が漂っている案内サインがありました。
↑改札内から見た改札口。
狭いスペースに自動改札機と自動精算機が押し込められています。
キヨスクまであるんですね。
↑改札口。
みどりの窓口と自動券売機があります。
乗車人員は、この駅も1日平均4000人台と多めなのですが、発車標はありません。
発車標が無い代わりに大きな時刻表が改札口の真上に掲示されています。
↑自動きっぷうりば。
近距離券売機2台とみどりの券売機1台が設置されています。
↑券売機の向かい側には待合室のようなスペースがあります。
トイレはもちろんのこと、コインロッカーまでありました。
↑八本松駅。
一応橋上駅舎ですが、線路を跨ぐ公道に直接出入りする形です。
1968年竣工なのでわりと年代物の橋上駅舎です。
↑実は、橋上駅舎の隣には八本松駅の旧駅舎が残っており、事務室として使われています。
↑ホーム側から見てもはっきり旧駅舎が残っていることが分かります。
八本松駅が橋上化されて現在の駅舎になってから、
40年以上の歳月が流れても未だに旧駅舎が取り壊されず残っているというのは感動ものですね。
次回も1駅進みます。
つづく