2016年3月23日(水)天気・・・
次は、大船駅へ。
↑駅名標。
大船駅は、神奈川県鎌倉市の北のはずれにあります。
北のはずれといっても中心地の鎌倉駅よりもこっちの大船駅のほうが乗客数は5万人以上も多いんですよ。
大船駅の1日平均の乗客数は9万8600人台。
■JR東海道線、■JR根岸線、■JR横須賀線、■JR湘南新宿ラインと湘南モノレールが乗り入れるという便利さのおかげなのでしょう。
大船といえば全長25メートルの巨大観音像「大船観音」が有名ですね。
駅からもそんなに離れていない場所にあるのでアクセスしやすく、列車の中からでもはっきり見ることができます。
↑ホーム(藤沢・平塚・小田原・熱海方面/鎌倉・逗子・横須賀・久里浜方面)
大船駅のホームは1番線から10番線まであります。ターミナル駅に相応しい立派な構内です。
ホームの割り振りは、
■JR東海道線が1~4番線、
■JR湘南新宿ラインが2番線・5~7番線、
■JR横須賀線が5~8番線、
■JR根岸線が9・10番線となっています。
ちゃんと発車標でのりばを確認してからホームに降りないと間違えますね。
↑改札内コンコース。
多くの乗り換え客で終日にぎわっています。
そして大船駅は何といってもエキナカが充実しており、ショッピング目的でこの駅で降りる人も少なくないようです。
↑北改札口~南改札口を結ぶ連絡通路。
連絡通路にもびっしりと店舗がひしめき合っています。
↑駅の改札内がまるでショッピングモールのようです。
大船駅には南改札口と北改札口の2つがありますが、
まずはメインの改札口にあたる南改札口のほうへ行ってみましょう。
↑南改札口の自動精算機。
ターミナル駅ですが精算機がズラッと並んでいるというわけでもなく、2台でした。
そして、大船駅といえばアレは見逃せませんね。
↑大船駅名物の超巨大発車標。
おそらく日本で最多の10段表示。
■JR上野東京ラインの開通に伴ってフルカラーになりました。
↑すぐ横の標準サイズの発車標と比べると、いかに巨大かがよく分かります。
↑南改札口。
円形の案内サインがユニークです。
↑南改札口の自動きっぷうりば。
近距離券売機3台、多機能券売機3台、クレジットカード専用の指定席券売機2台のほか、
レア種のライナー券売機も2台設置されています。
↑現金対応の指定席券売機はみどりの窓口の中にありました。
↑大船駅(東口)
大船駅のメインの出入口です。
駅を出るとすぐ道路になっていて、駅前広場はありません。
湘南モノレールの駅があるのはこちら側。
湘南モノレールの駅も入居している左側のビルはJRの大船駅と連絡通路で直結しています。
湘南モノレールはこの前江ノ島に観光しに行ったときに初めて乗りましたがスピードの速さにびっくり。
カーブを曲がるときとかトンネルに入るときのスリルと言ったらもう。
ある種のアトラクションですね、あれは。
駅前は飲食店が立ち並ぶ繁華街になっています。
人通りが多いわりに道が狭いのでかなりゴチャゴチャした印象ではあります。
↑大船駅(西口)
西口にはロータリーがあります。
2011年に屋根やエスカレーターもついた豪華な歩行者デッキが整備され、駅舎本体が見えづらくなりましたが、
歩行者の回遊性は確実にアップしています。
橋上駅舎は内部がリニューアルされ、まるで新築であるかのように錯覚してしまいますが、
1971年に建てられたやや古いものです。
↑西口駅前
飲食店が立ち並んで賑やかな東口とは打って変わり、
こちらはすぐ駅前に川が流れ、山も目の前まで迫っているという自然豊かなロケーション。
いくら裏口とはいえターミナル駅の駅前がここまで自然豊かなのは驚きを隠せません。
もう一つの改札の北改札口のほうにも行ってみましょう。
↑北改札口の自動精算機。
南改札口と比べると利用者も少ないのですが、自動精算機は南改札口と変わらない2台体制。
↑北改札口。
北改札口は、2006年2月に、エキナカの開発による駅舎の増床に伴って新設された新しい改札口です。
↑北改札口の自動きっぷうりば。
メインの改札でなくてもこれだけの台数が確保されているのは、さすがターミナル駅です。
↑大船駅(笠間口)
北改札口から出ると必然的にこの笠間口から外に出ることになります。
ガラス張りの今風な橋上駅舎です。
大船駅の東口や西口は鎌倉市で、駅の住所も鎌倉市になっているのですが、
実は駅構内に鎌倉市と横浜市の境界線が横切っており、この笠間口は横浜市です。
同じ駅なのに出口によって市が違うというのは面白いところです。
↑大船駅のホーム直下をくぐる河川。
前回紹介した戸塚駅はホームが川を跨いでいる駅として紹介しましたが、
実はこの大船駅のホームも川を跨いでいるのです。
この川が横浜市と鎌倉市の境になっています。
次回からは■JR東海道線に入っていきます。
つづく