2016年6月4日(土)天気・・・ときどき
次は、美乃坂本駅へ。
↑駅名標。
美乃坂本駅は、岐阜県中津川市にあります。
周辺は里山や田圃も混在する長閑な街です。
「美乃」と「坂本」を逆にしたら人の名前みたいですね。
てか、「美乃」ってなんなんだ(笑)
駅周辺の地名を探っても、「坂本」という地名はあるものの「美乃」なんていう地名は見当たらないし、、。
旧国名の「美濃」のことだとしたら、なぜ「美濃」ではなく「美乃」なのだろうか?
などと思っていたら、ウィキペディアには、
美濃の「濃」の字が複雑だから、「乃」という字を使ってほしいとの要請があったことから「美濃坂本」ではなく「美乃坂本」という駅名になったのだと書いてありました。
本当なのか?(笑)
↑ホーム(中津川・長野方面)
美乃坂本駅のホームは、1番線から2番線まであります。
恐ろしく狭い島式ホーム。
おまけに一部はカーブ上にホームがあるので、転落防止策としてオレンジ色のCPラインが引かれています。
美乃坂本駅の1日平均の乗客数は、1300人台です。
まずまずの利用者数なのに、こんな狭いホームなのですね。
↑ホーム(多治見・名古屋方面)
ホームの名古屋寄りに跨線橋と駅舎があります。
残念ながら利用者数がバリアフリー化の基準に達していないので、
エレベーターは無く、階段しかありません。
リニア中央新幹線の新駅がここに出来る予定で、美乃坂本駅は在来線と新幹線の乗換駅になる予定ですが、
そんなことが信じられないほどのどかな場所です。
あと10年もしたら駅前風景が様変わりするのだろうか??
↑跨線橋内部。
ホーム幅は激狭なのに跨線橋の幅はフツーなのですね。
↑改札内から見た改札口。
簡易TOICA改札機が設置されています。
まぁまぁ利用者はいるので、簡易TOICA改札機は2台体制です。
木造駅舎なのに、お城の石垣みたいな模様になっている壁はインパクトがあります。
↑改札口。
中津川と恵那という主要駅に挟まれた小駅ではありますが、ちゃんとした有人駅になっており、駅員がいます。
みどりの窓口まであります。
↑自動きっぷうりば。
自動券売機も、1台だけとはいえ、ちゃんとあります。
↑美乃坂本駅。
リニューアルされているのであまり古さとかは感じないかもしれませんが、
美乃坂本駅が開業した時期と同じ、1917年に建てられた古い古い木造駅舎です。
2017年で100歳を迎えました
そんな美乃坂本駅の貴重な木造駅舎も、もうすぐ見納めになってしまいます。
2027年にリニア中央新幹線が開通するのにあわせ、美乃坂本駅が橋上駅舎に建て替えられることが決まっているのです。
歴史ある木造駅舎が無くなってしまうのは残念ではありますが、
新しい時代の進化した美乃坂本駅の姿が見られるのは素直に嬉しい。
特に、あの狭いホームにどのようにして橋上駅舎の階段やエレベーターを設置するのだろうかとか、非常に気になります。
美乃坂本駅新時代、心待ちにしています。
そして、美乃坂本の街が今まで以上に発展しますように。
次回も1駅進みます。
つづく