2016年6月4日(土)天気・・・ときどき
次は、武並駅へ。
↑駅名標。
武並駅は、岐阜県恵那市にあります。
山間の集落にある駅ですが、
近くにはスケートやフットサルが楽しめる岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場もあります。
駅から近いので、家族連れでも気兼ねなくアクセスできると思います。
どんなに素晴らしい観光地でも、最寄駅から離れていたら不便極まりないので、
駅から歩ける範囲にある観光施設というのは、やはり価値があるように感じます。
↑ホーム(中津川・長野方面)
武並駅のホームは、1番線から2番線まであります。
ホームの中央部に跨線橋と駅舎があります。
この駅の跨線橋は随分と支柱がガッシリしていますね。
恵那市の中心部から峠を挟んだ山間の場所なので、駅の利用者はまばら。
武並駅の1日平均の乗客数は、450人台です。
この駅には、普通・快速が停車します。
↑ホーム(多治見・名古屋方面)
ホームは猛烈なカーブ上にあるので列車とホームとの間に大きな隙間が開きます。
人ひとりがスポッとハマってしまいそうなぐらいの隙間です。
足元に注意を促すステッカーがたくさん貼ってあります。
↑跨線橋内部。
山間の駅にしてはとても立派な跨線橋。まず、通路の幅の広さが主要駅並み。
半円形のような不思議な形の屋根が目に残ります。
1日の乗客数450人台の小駅なので、
当然ながら跨線橋には階段しかついていません。
小駅にしては珍しく、この駅には出入口が2つもあります。
まずは、メインの出入口である、北口から見ていきましょう。
↑ホーム側から見た北口駅舎。
コンビニ店舗の裏側に穴でも開けたような駅舎です。
簡易TOICA改札機が設置してあります。
↑北口駅舎内。
簡易委託駅になっていて、きっぷうりばの窓口がありますが、訪問時は閉まっていました。
この駅には改札口はありません。
券売機も無いので、きっぷを持っていない乗客は、
車内できっぷを購入するか、着駅で運賃を支払うことになります。
↑北口駅舎内。
横長に切り刻まれた窓といい、床をはうように配置された長方形の窓といい、
この駅はやたら窓にこだわりが感じられる。
床の窓の外側には白い敷石が張り巡らされており、
和風庭園の、それも植物が無いバージョンみたいな、不思議な仕上がりになっています。
とてもユニークで面白い駅舎ですね。
↑武並駅(北口)
2008年に建て替えられた新しい鉄骨駅舎です。
スケート選手がリンクを右へ左へ横切るかのような疾走感のある窓の配置は、
武並駅の独特な個性のようなものを醸し出しているように感じ、見てて飽きません。
つづいて、南口のほうにも行ってみましょう。
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跨線橋を渡って南口へ。
↑ホーム側から見た南口。
こちらも改札口と呼べるようなものは無く、簡易TOICA改札機が置かれているのみ。
改札口が無いので北口から南口への通り抜けも自由にでき、実質的に自由通路と化しています。
それはいいとして、ななななんと、エレベーターがあります!!!!
1日の乗客450人台の駅にエレベーターだと!?
おそらく、JR東海の中では最も利用者が少ないエレベーター設置駅だと思われます。
↑南口も、すぐホームに直結しています。
南口には、券売機はおろか、きっぷうりばの窓口も無いので、
無人駅となんら変わりありません。
↑武並駅(南口)
こちらも2008年に使用開始された新しい駅舎です。
こんな山間の小駅にエレベーターがある光景は、やはりシュールです。
おまけに多機能トイレまで付いており、南口に関してはバリアフリー化バッチリです。
お年寄りに優しい駅と言えそうですね。
次回も1駅進みます。