2016年8月8日(月)天気・・・
次は、三郷駅へ。
↑駅名標。
三郷駅は、奈良県王寺町にあります。
三郷の辺りまで来ると、いよいよ山が迫ってきて奈良県・大阪府の県境の峠越えが近づいて来ていることを実感させます。
といっても駅周辺はまだ家が建ち並び、ニュータウンとして開発もされています。
生駒山地の麓であって、しかも大和川の急流沿いという地形条件が重なり、
この辺りではたびたび大規模な災害に頭を抱えているようです。
2017年の10月には駅のすぐ横を流れる大和川が氾濫し、
この三郷駅が浸水する被害が発生したのは記憶に新しく、
それ以前にも県境寄りのほうで地滑りによって線路が破壊される被害も発生しているようです。
↑ホーム(王寺・奈良・高田方面)
三郷駅のホームは、1番のりばから2番のりばまであります。
ホームの奈良寄りに跨線橋があります。
↑ホーム(天王寺・JR難波・大阪方面)
三郷駅の1日平均の乗客数は、2000人台です。
三郷駅には、普通が停車します。
区間快速、快速、大和路快速、直通快速はとまりません。
↑跨線橋内部。
跨線橋はエレベーターが後付けされていてバリアフリーにも対応。
三郷駅は改札口よりホームのほうが若干高いところにあります。
跨線橋のエレベーターは1番のりばと2番のりばを結んでいる役割。
改札口から2番のりばに行こうとすると、
改札口から一旦スロープで1番のりばに上がってからそれからエレベーターに乗らないといけないので、
車いすやベビーカー利用者の方々は、微妙に面倒臭い思いをされているのではないかと思います。
↑改札内から見た改札口。
大阪との県境も近いので、駅も少々コンパクト。
自動改札機は2台だけしかありません。
↑改札口。
有人駅で、一部時間帯に駅員がいますが、
みどりの窓口は2014年に廃止されています。
駅の規模のわりに天井がとても高くて、吊り下げられた蛍光灯がよく目立ちます。
↑三郷駅。
1980年に開業した新駅で、駅舎のそのときに建てられたものです。
柱が屋根を突き抜けているという、なかなか斬新な設計。
80年代の駅舎にしては個性の創出に力を入れているようにみえます。
↑次回も1駅進みます。
つづく