【この駅の訪問日】2016年12月25日(日)天気…
↑駅名標。
共和駅は、愛知県大府市にあります。
共和駅がある大府市共和町は、元々6つの村が合併して誕生した村でした。
この合併に絡んで様々ないざこざが発生していました。
そこで、連帯意識を高めて互いに協力し合えるようにとの願いを込めて「共和」という地名になったと言われています。
↑共和駅構内図。
バリアフリー化工事の際にいじりまくったため、駅の規模のわりに凄い複雑な間取りになっています。
共和駅は、2010年から2011年にかけてバリアフリー化工事が行われました。
↑ホーム(豊橋・武豊方面)
ホームの豊橋寄りに橋上駅舎が建っています。
各ホームに階段・エスカレーター・エレベーターが1か所ずつあります。
右側のホーム(2・3番線)はバリアフリー化工事の際、限られたスペースに無理やりエスカレーターを追加したこともあり、
駅舎から大きく飛び出した位置にあるエスカレーターは非常に見応えがあります。
バリアフリー化工事が行われたことによって、
健常者や障がい者など、あらゆる駅の利用者が共和し合える駅へと変貌を遂げました。
共和村と名づけた祖先の人も、きっと嬉しく思っていること間違いありません。
願いを込めて名付けられた「共和」の地名のルーツにどんどん近づいています。
↑ホーム(名古屋・大垣方面)
この駅も詳細型の自動放送が導入されており、(というか東海道線はほとんどの駅に導入されているが)
先発列車の発車時刻・両数・乗車位置や接近放送、列車の遅れの情報など全て自動で放送してくれます。
共和駅には、普通・区間快速・快速が停車します。
新快速・特別快速・特急サンライズ瀬戸号・特急サンライズ出雲号は停車しません。
共和駅の1日平均の乗客数は、約9700人です。
↑古びた階段と真新しいエレベーター。
一目瞭然です。
↑ちなみに、1番線には大型の発車標が設置されていますが、
2・3番線はスペースの関係で小型の発車標が設置されています。
近年、表示欄が24ドットLEDに更新され、以前よりも繊細に文字が表示されるようになりました。
↑バリアフリー化工事の際に駅舎が増築され、
同じ駅舎内でも綺麗な部分と古びた部分があるのがきっちり分かります。
↑この多機能トイレも、バリアフリー化工事によって新設されました。
初めて共和駅に降りたときはボロボロの駅という印象だったんですがねえ、随分と変わってしまいました。
でも、今でも狭苦しさは相変わらずですね(笑)
↑自動精算機はスペースがないため通路上にドカンと置かれています。
↑改札口。
限られたスペースに自動改札機・券売機・みどりの窓口が押し込められており、
さらに背後には売店まであって、狭いスペースを最大限に活用しています。
↑自動きっぷうりば。
2台ありました。
↑共和駅(東口)
2011年に大幅なリニューアル工事が行われ、まるで新品の駅舎かのような装いになりました。
共和駅は、霊長類最強女子が一時期副学長をも務めていた至学館大学の最寄駅でもあり、
レスリングの名門大学としても知られています。
最近ではこの大学の学長やレスリング部の監督がパワハラをしたとして大きなニュースになったこともありましたが…、
もっと「共和」らしく仲良くやってほしいものです。
↑共和駅(西口)
駅舎リニューアルによってシンボリックな外観になりました。
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