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JR鴫野駅4番のりばが使用開始されました!

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2015年12月29日(火)天気・・・晴れ

 

寺田町駅を出て、JR大阪環状線内でいくつか寄り道をしたあと、

京橋駅でJR学研都市線に乗り換え、1駅目の鴫野駅で下車。

 

ついに前から建設工事が行われていたJR学研都市線上り線の新ホーム(4番のりば)が完成したということで、

再訪問しました。

 

 

まずは、以前からある1番のりばから見ていきましょう。

 

① ◆1番のりば~改札口のようす

 

 

↑1番のりばホーム(四条畷・松井山手方面)

かつてJR学研都市線上り列車が発着していた2番のりばは閉鎖され、線路も剥がされていました。

 

使用停止となった2番のりばのホーム上屋は綺麗さっぱり取り払われておりました。

そのさらに右側奥に見えるのが新しく供用開始された4番のりばです。

 

↑1番のりばには2011年頃に使用開始されている旧型の発車標があります。

 

↑階段はホームの松井山手寄りにあります。

そして、前回訪問時にはまだ無かったエレベーターが階段の奥に設置されています!

鴫野駅も、まだ工事の途中ながら見事バリアフリー対応駅となりました。

 

↑新しく設置されたエレベーター。

JR学研都市線の旧ラインカラーに合わせてかエレベーターは黄緑色になっていましたが、

2015年からJR学研都市線のラインカラーが黄緑からピンクに変更となってしまったので、

ラインカラーとエレベーターのカラーが矛盾している形になります。

 

エレベーターの発注がもう少し遅かったらピンク色のエレベーターが設置されていたのでしょうか?

 

↑エレベーターに乗り、改札口のある1階へ出ました。

1階部分はこんな感じ。はやり黄緑色です(汗)

 

↑エレベーターを降りて狭い通路を進んでいくと正面に改札口が現れます。

 

↑階段は仮設になっていました。

歩くとけっこう音が響きます。

 

② ◆改札口~4番のりばの様子

 

↑改札口から新しくできた4番のりば方面を見る。

仮設だった1番のりばへの通路に対し、4番のりばへの通路はピカピカ。

エレベーターのほかエスカレーターも整備されています。

こちらもエレベーターは黄緑色でしたが、案内サインはラインカラーと路線記号に対応していました。

 

↑一番手前にエレベーター、中間に下りエスカレーター、一番奥に上りエスカレーターと階段がある形です。

 

↑ホームを上がると見たことないタイプの新型案内サインがありました。

文字が細いのが特徴です。今後JR西日本標準の案内サインになるかもしれません(と、このときは思っていましたが……)。

 

↑新しく供用開始された4番のりばの駅名標。

駅名標もラインカラーに対応していてピンク色でした。

最近流行の薄型のLED型駅名標で、とても美しいです。

 

↑簡易駅名標もピンク。

 

↑もちろん発車標も路線記号に対応しています。

なんだかかっこいいですね。

 

↑4番のりばホーム(四条畷・松井山手方面)

2015年3月29日より使用開始されました。

かつての2番のりばと比べてだいぶホーム上屋が高くなっていて開放感があります。

 

↑4番のりばホーム(京橋・北新地・尼崎方面)

やはり新ホームも旧ホーム同様大きくカーブしていましたが、こればかりはどうしようもないですね。

JRおおさか東線の工事が進むと、1番のりばと4番のりばの間に2・3番のりばができ、

3面4線になる予定で、完成がとても楽しみです。

 

③ ◆改札口・駅舎の様子

 

↑改札内から見た改札口。

自動精算機は1台です。

 

↑改札口。

自動改札機は3台かと思いきや、よく見たら右端にもう1台ありました。

 

↑自動きっぷうりば。

とても利用者の多い駅ですが、自動券売機は3台だけで、みどりの券売機もありませんでした。

 

↑鴫野駅。

JRおおさか東線開業後は外観も大きく変わると思われます。

1日も早く完成後の姿が見たいです!


2015年12月のJR有年駅

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2015年12月29日(火)天気・・・晴れ

 

鴫野駅からはJR学研都市線、JR大阪環状線、JRJR神戸線、JR山陽線を乗り継ぎ、

兵庫県の西の果てにも近い有年駅へ。(厳密に言うと新大阪にも寄り道したのでJRJR京都線にも乗っている)

 

有年駅は、前回訪問時から2年が経って橋上化工事が進展し、

新たに北口もオープンしたときいたので、再訪問することにしました。

 

① ◆1番のりば・南口側

 

 

 

 

↑ホーム(上郡・岡山方面) 2面2線。

右に建っているのが建設中の橋上駅舎です。

まだ工事中なので橋上駅舎本来の役割は果たしていませんが、

跨線橋や北口への通路として橋上駅舎の一部が開放されています。

 

↑ホーム(相生・姫路方面)

旧2・3番のりばがあったところではホームの改造工事が行われています。

 

↑橋上駅舎と跨線橋。

橋上駅舎はだいぶ姿がはっきりしてきました。

このあとは、鉄骨が飛び出ている位置に南口への通路・階段が付けたされる予定です。

 

↑ホーム上のトイレ。

目立った案内サインも無く、何の建物か分かりづらいですが、トイレです。

 

↑改札口。

1日300人程度の乗車人員しかない小さな駅で無人駅にされてもおかしくないレベルですが、

なぜか発車標や自動券売機も設置されており、利用者数のわりにかなり待遇が良い駅です。

 

↑今どきJR西日本で流行りの豪華ベンチもありました。

↑有年駅(南口)

前回訪問した2014年は出口はこちら側にしかありませんでしたが、

今回新たに北口ができたということで、こちらの木造駅舎があるほうの出入口は南口という扱いになりました。

 

新しい個性的な橋上駅舎に建て替えられるのはとても嬉しいのですが、

兵庫県最古のこの木造駅舎が今後どうなってしまうのかも非常に気になります。

なんとか解体を免れて保存という流れになってくれればよいのですが…。

(結局2017年に解体されました…)

 

② ◆2番のりば・南口側

 

↑南口から2番のりばへ行くにはまずこの古い跨線橋を渡ります。

 

↑跨線橋を下りたあとは、現在使用停止中の旧ホーム上を進みます。

 

↑そしてホームの姫路寄りまで歩くと仮設階段が現れ、ここを上ります。

 

↑その仮設階段を上って90度Uターンした位置に橋上駅舎の階段があり、ここを上っていきます。

そして、橋上駅舎を渡って画像奥の2番のりばへの階段を下りると2番のりばホームに着きます。

 

 

 

↑ホーム(上郡・岡山方面) 2面2線。

橋上駅舎が見えます。

よくこんな乗車人員300人の駅で橋上化が実現できましたね(笑)

もはや、どんな田舎駅が橋上化されてもおかしくない時代が来るのも近いかもしれません。

 

↑橋上駅舎への階段。

最近、ホームのベンチにも「優先座席」が設定される例が増えていますね。

ホーム上のベンチの「優先座席」化を最初にやり始めたのはJR西日本 岡山支社で、

その後JR西日本の京阪神地区やJR東日本に広まった形になります。

 

↑橋上駅舎内部。(ホームへの階段側から撮影)

さすがに利用者数の少なさの影響で、一般的な橋上駅舎と比べるとかなり狭い作りです。

 

↑橋上駅舎内部。(北口側から撮影)

南口への階段はまだ存在しておらず、将来南口への階段が設置される予定の場所は仮設の壁で覆われていました。(写真奥)

UT50型の自動券売機が設置されていました。

 

↑北口への階段。

↑有年駅(北口)

利用者数のわりにはとても立派な橋上駅舎です。

階段は左右二箇所にあります。左の階段には屋根がありません。

 

こんな利用者の少ない駅なのに駅名板は光ります。

正直驚きです。さすが橋上駅舎だけあります。

 

また有年駅の橋上駅舎が完全に完成したら再訪問しようと思います。

 

関連記事(有年駅)

2013年12月31日の有年駅(北口オープン前)

JR府中駅に寄り道しながら広島県・三次へ

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2015年12月29日(火)天気・・・晴れ

 

 

有年駅からはJR山陽線で岡山駅まで直行。

岡山駅では福山行きの快速サンライナーに乗り換える予定なのですが、なんと乗り換え時間がたったの1分!!

岡山までの列車が1分でも遅れたら快速サンライナーに間に合いません。

 

そんな事情もあり、少しドキドキしながら乗っている列車が岡山駅に到着するのを待ちます。

 

そして、岡山駅には定刻通りに到着できたものの、あまりの混雑でなかなか列車から降りれない!!

列車から降りる前に快速サンライナーの発車予告アナウンスが聞こえてきました。

 

待ってくれえええ!!!!!

人混みをかき分け、なんとか無事に快速サンライナーに乗り継ぐことができました。

危なかった。

 

もし快速サンライナーへの乗り継ぎに失敗したらJR福塩線の府中から先の最終列車に間に合わないので、本当に焦りました。

 

 

 

快速サンライナーは岡山県を出て広島県へ突入。

このあたりはあまり来たことが無いエリアなのでただただ不安でした。

でもそういうスリルを味わうのも旅の醍醐味かもしれません。

 

福山駅で快速サンライナーを降り、しばらく乗り換え時間があったので改札を出て駅前のコンビニで夕飯を買いました。

 

↑福山駅。

福山に来たのは初めてですが、想像していたより遥かに賑わいがあったのが意外でした。

新幹線も停まるかなり大きな駅です。

広島県の東のターミナルです。

 

↑福山駅からはJR福塩線の府中行きに乗ります。

 

運良く転換クロスシートの車両に当たりましたが、地味に混んでいて結局終点の府中まで立つ羽目に。

 

 

 

府中駅はJR福塩線の電化区間と非電化区間の境目にある駅です。

 

 

↑ホーム(福山方面)

JR福塩線の中でも主要駅に当てはまるはずですが、ホームはなかなか狭いという印象でした。

 

↑ホーム(塩町・三次方面)

駅舎側の1番のりばホームのほうが若干広いです。

 

↑跨線橋。

府中市の代表駅ですが、エレベーターなどはなく、階段のみ。

JRのポスターが端から端までギッシリ埋まっていました(笑)

そして跨線橋の壁の高さが、ちょうどポスターのサイズにジャストフィットしているところがまたいいですね。

 

↑改札口。

みどりの窓口もありますが、訪問時は営業時間外で閉まっていました。

自動券売機も2台設置してあり、誰がどう見ても完全に主要駅です。

 

ただ、自動改札機はなく、ICOCAもエリア外のため使えません。

 

↑小さな発車標も設置してありました。

 

↑府中駅。

暗くてよく見えませんが平屋の駅舎です。

間違っても東京の府中駅と比較してはいけません(笑)

 

府中駅から三次行きの最終列車に乗ります。

 

↑列車は山奥をひた走る。途中、上下駅にて列車の行き違いがありました。

 

時折、線路脇の木の枝にぶつかりながら走るのでびっくりします。

都会の電車だったら緊急停止しそうですが、ここのローカル線は何事もなく走り続けます。

 

 

そして、22時頃に列車は終点の三次駅に到着。

 

↑三次駅は2路線が乗り入れる駅なので大きい駅なのだろうと想像していましたが、

最終列車で到着したら駅には誰一人といなくてびっくり!

 

窓口も20時30分で閉まったらしく、駅員の姿もありませんでした。

これが地方都市の現実なのか…。

 

まだ22時なのですが……。

 

 

駅前は物音ひとつせず、シーンと静まり返っていたのでただただ恐怖でした。

 

 

とにかく不気味だったので早足で今日停まる予定のホテルへ行きました(笑)

そして、駅からホテルに着くまでの道中、他の通行人とすれ違うことはありませんでした。

 

次回はJR三江線の駅を巡ります。

JR三江線えきめぐり Part.1

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

今日はJR三江線の駅巡りをします。

JR三江線は島根県の江津駅と広島県の三次駅を結ぶ全長108.1kmの路線です。

終点の三次駅以外は全駅がJR西日本米子支社の管轄になっています。

 

JR三江線は1日5本しか列車が走らないローカル線なので、朝早くから駅巡りを始めます。

三次のホテルを朝5時半に出発。歩いて三次駅へ向かいます。

相変わらず通行人は誰も見かけません。

 

↑早朝の三次駅。

急ぎ足で撮影したのでブレております。

 

↑5時46分の浜田行きがJR三江線の始発です。

これに乗り込みます。

 

この5時46分発を逃すと次は9時57分まで列車がないという恐ろしいダイヤとなっております。

 

↑こんな早朝だというのに列車の中には大量の鉄道マニアが乗っていました。

よって、ローカル線の始発なのに立つ羽目になりました。

これは正直予想外です。

 

三次駅からJR三江線に乗って6駅目の信木駅でさっそく降りました。

 

 

 

↑ホーム(三次方面) 1面1線。

列車にあれだけマニアが乗っていたのでひょっとしたら誰か他の人も信木駅で乗りるのでは…?と思っていましたが、

結局降りたのはワタクシ1人だけでした。

 

列車が発車していくと駅は静寂に包まれます。

まだ日も登る前の早朝6時10分。

駅の周りは真っ暗です。

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

線路のすぐ横には江の川が流れています。

 

↑ホーム上の待合所。

駅舎はなく、この待合所がポツンとあるだけ。

つまり、寒さを凌げる場所がありません。

12月の早朝にこの駅に降りるのはさすがにまずかったか…列車から降りて5分で既に凍え死にそうです(泣)

 

↑駅前。

駅から出るのを躊躇するぐらい真っ暗です。

それもそのはず、ここは中国山地の真っ只中にある無人駅。

 

駅の周りには民家が全く無く、県道のほうに出ると何軒か家があります。

写真奥の階段があるところが県道です。

 

↑信木駅。

駅舎のない無人駅。

駅前の小道から直接ホームに出入りします。

 

少し勇気を出して真っ暗な道を進み、県道のほうまで行ってみました。

 

↑県道から見た信木駅。

ほんとに真っ暗な闇の中にポツンと駅があるって感じです。

 

↑駅の近くの県道。

県道といってもセンターラインすら無い細い道です。

この道幅じゃ車同士がすれ違うのもなかなか難しいのではと思うレベルです。

 

写真奥の山の奥が少し明るくなってきました。

朝がやってきたようですが、完全な日の出まではまだ時間があります。

実は、この信木駅から式敷駅まで歩いて約50分後にやってくる下り(三次行き)の始発列車に乗る予定なのです。

でも、さすがにこんな真っ暗闇の中で山沿いの道を歩くのは怖すぎる。

 

けど、日の出までこんなちっぽけな駅で待機していたら凍え死んでしまいそう。

さぁ、どうするべきか…。

 

散々悩んだ結果、まだ日の出前ですが隣の式敷駅まで歩くことにしました。

 

JR三江線沿いの県道を歩いていきます。

信木の集落があるあたりはいくつか街灯がありましたが、集落が終わり山の中へ入っていく地点に差し掛かると街灯はまったくありません。

怖いよぉ…。

 

でも季節は12月。熊は冬眠してるはずだから大丈夫…。なはず。

そう信じて少しでも自分の不安を和らげます。

でもたしかイノシシは冬眠しないんだっけ…?? 遭遇しないことを祈りながら歩きます。

 

↑木々に囲まれた山沿いの道を歩く。

森の中で写真を撮りましたが真っ暗すぎて何が何だか分からない写真になってしまいました。

 

↑江の川の対岸には、街灯でしょうか?ポツポツと明かりが見えます。

あのあたりが式敷駅がある場所でしょうか。

 

それにしても信木の集落を抜けてからけっこう歩きましたが、周りは森しかなく人家は1軒もありません。

 

 

幸いここまでは野生動物に襲われることはありませんでした。。

 

しかし、信木駅から式敷駅までの道中の3分の2ぐらいまで歩いたところで、

 

 

 

突然背後からガサガサガサと草木をかき分けるような物音が聞こえてきました。

 

熊やイノシシと遭遇したときは、背中を向けて逃げると襲われるから絶対にやってはいけない

ということは頭の中では分かっていましたが、

物音を聞いた私はもうパニックになり反射的に全力疾走してしまいました。

 

人生で最大の恐怖を味わったかもしれません。

だって、日が登る前の真っ暗な森の中での出来事なんですよ。

もう人生の終わりを感じました。

 

もう無我夢中で一目散に走り続け、気が付いたら式敷の集落の中に入っていました。

生きている!!!!私は間違いなく生きています!!!!

 

幸い動物に襲われることはなく、生きて式敷の集落に辿り着きました。

怖かったぁ…。

 

↑式敷駅が見えてきたときは本当にホッとしました。

もう日の出前に山の中を歩くということは二度といたしません。

こんな怖い思いをする羽目になるとは…。

 

でも、式敷駅に辿り着いたのはいいけど、なぜか駅舎が真っ暗です。(写真右の建物が駅舎)

なんで電気ついてないんだ…めちゃくちゃ不気味です。

 

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.2

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

命がけの駅間徒歩は無事終了し、式敷駅に到着。

日も登ってだいぶ明るくなってきました。

 

 

なんとも変わった駅名です。

 

↑ホーム(三次方面) 1面2線。

JR三江線では貴重な行き違い可能な駅です。

ホームの三次寄りに構内踏切があり、渡った先に駅舎があります。

 

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

短いホーム上屋が設置されており、一応雨でも濡れずに待つことができます。

式敷駅の周りには家も多く、秘境駅といった感じの雰囲気ではありません。

 

↑駅舎側から見たホーム。

ホームもガッシリとした盛土式だし、ローカル線にしてはしっかりしてるほうだと思います。

駅裏はすぐ江の川が流れているので建物がありません。

 

 

↑ホーム側から見た駅舎。

とんがり屋根のオシャレな駅舎です。

ホーム側の駅舎出入口にライトが設置されていて光っていますが、

常に点灯し続けているわけではなく、

人感センサーがあり、人が近づいたらセンサーが反応してライトが点灯します。

 

つまり人がいないときはこの駅舎は真っ暗です。

 

↑駅舎内。

肝心の駅舎内は人が入ってきても明かりがつかず真っ暗です。

なんで真っ暗なの?怖いよう(´Д`;)

 

もしかして自分でスイッチを押して電気をつける方式の駅なのか?と思い、

電気のスイッチを探すものの見当たらず。

 

一応、蛍光灯は設置されていますが光らないのなら意味がありません。

 

電気がつかないだけでも結構な恐怖ですが、

おまけに指名手配のポスターまで貼ってあるので恐怖心倍増です。

頼むから駅に指名手配ポスターは貼らないでくれえ…。

 

 

↑式敷駅。

マジで明かりが灯らない駅舎は不気味すぎます。

 

 

 

駅前は、廃業したヤマザキYショップのほか、民家が何軒かあります。

 

駅前の民家に、防犯のためなのか知らないけど等身大の人形が駅を見つめるような形で立っていて、

あれがとにかく怖かったです。

 

 

↑式敷駅の時刻表。

1日5本です。

 

 

列車の発車時刻が近づいたのでホームで待っていたら、なんと利用者が1名みえたのでとても驚きました。

地元の方でしょうか。

「おはようございます~」とあいさつを交わす。

 

どんなローカル線でも必ず地元の利用者はいる。

廃止していい路線などないのだと気づいた瞬間でした。

 

 

↑やがてやってきた7時06分発の三次行きに乗り、2駅戻って所木駅へ行きます。

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.3

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

次は、式敷駅から2駅目の所木駅で下車。

 

 

↑ホーム(三次方面) 1面1線。

小さな集落にある無人駅です。

ホーム幅はとても狭く、カーブもあるので見通しはほとんど効きません。

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

江の川沿いにある駅ですが、河川敷に樹木が多く立っているのでホームから江の川は見えにくいです。

 

手前に写っている建物はトイレです。

こんな小さな無人駅にもトイレがあるのですね。

 

トイレの竣工は昭和47年(1972年)。

意外と歴史あるトイレでした。

 

↑ホームの江津寄りは、ホーム老朽化のためフェンスが設置され、立ち入り禁止になっています。

JR三江線の三次寄りの駅ではホームの老朽化が目立ち、

特に老朽化が酷い駅ではホームの一部が切り取られ撤去された駅もあります。

 

↑立入可能なエリアにもこのようにホームが破損している場所がありました。

 

↑待合所。

利用者数にそぐわない長めの立派なベンチが設置されています。

この待合所は昭和41年(1966年)竣工です。

 

↑所木駅。

駅舎もない小さな無人駅でした。

 

↑駅前には橋が架かっており江の川の対岸へ行けます。

対岸からの利用者もありそうです。

 

↑江の川に架かる橋からの眺めは最高でした。

山に霧がかかっていると余計に幻想的に感じます。

 

ここから隣の船佐駅まで歩きます。

早くも本日2回目の駅間徒歩です。

 

↑JR西日本のローカル線名物、必殺徐行の標識がありました。

 

↑江の川と県道とJR三江線はピッタリと寄り添うようにして続いています。

 

それにしても人家も全く無く、寂しい場所です。

 

やがて船佐駅が見えてきました。

 

 

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.4

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

隣の所木駅からのんびり歩くこと約30分で船佐駅に到着です。

 

 

 

↑ホーム(三次方面)

この駅も大きくホームが曲がっています。

 

船佐駅を含む、尾関山駅から所木駅までの区間は江の川沿いの険しい峡谷を走るため、

曲線区間よりも直線区間のほうが珍しいです。

イメージとしてはずっとぐねぐねと曲がり続けている感じ。

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

ホームの江津寄り先端に出入口があります。

 

駅の周りには人家が3軒(?)ありましたが、そのうち1軒は外壁が崩れるほどにボロボロだったので恐らく廃屋と思われます。

それ以外は江の川と山林しかなく、秘境駅の1つにカウントされています。

 

ホーム幅はとても広かったですが、

ホームの大部分は砂利敷きでした。

 

↑ホームのど真ん中に停車位置目標が立っていますが、

ホーム上での乗客の立ち位置によっては隠れて運転士から見えなくなってしまいそうです。

大丈夫なのでしょうか。

 

客が少ない駅だからこそ成せる技といったところでしょうか。

 

↑ホーム先端を見る。

写真やや右側にオレンジ色の瓦の建物が見えます。あれが船佐駅の待合室です。

さらに写真の右端には屋根付きの駐輪場もありますが、果たして船佐駅に自転車でやってくる人はいるのでしょうか。

 

↑待合室側からホームを見る。

案内サイン類も何もないので一瞬ホームに上がるのをためらいます。

 

↑待合室。

なぜこんなにホームから離れた場所に設置されているのでしょうか。

 

時刻表といえば普通であれば待合室内にありますが、

船佐駅はなぜか待合室の外壁に時刻表が掲示されていました。

 

待合室の裏側にはトイレがあります。

ローカル線のわりには無人駅のトイレの設置率が高いように感じます。ありがたいことです。

 

↑待合室内。

待合室内に入ると強烈な悪臭がをつつく。な、、なんだこれは!!!

う○このにおいが充満しています。おえ、おえ、、、

 

↑見たところ汚物は確認できず、悪臭の発生源は不明のまま。

耐えられないのですぐに外へ出る。

 

↑駅前から見た船佐駅。

右が待合室、左のスロープのように見えるところがホームへの入口です。

 

外は凍死するのではないかと思うほど寒い。

こんな寒い中で外で待ち続けるよりは臭い待合室で待ったほうがマシなのでは…、と思い、

仕方なくあの待合室へ。

 

締め切ると悪臭で失神しそうなのでドアを少し開けて列車が来るのを待ちました。

一刻も早く列車来てくれ…と手を合わせます。

 

 

待合室で待っていたら誰もいないはずなのに突然ドアが開いて死ぬほどびびりました。

「おはようございます」と挨拶を交わす。

どうやら駅の掃除をしにきた人のようです。

 

地元の方なのか業者の方なのか知りませんが朝早くからご苦労さまです。

それにしてもこんな秘境駅でもちゃんと掃除されるんですね。

こういった方々のおかげで駅が綺麗に保たれているのでしょう。(待合室の悪臭は別として…)

 

↑やがて三次行きの普通列車が到着しました。

 

次回はいよいよあの秘境駅へと向かいます!

つづく

JR三江線えきめぐり Part.5

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

船佐駅から列車に揺られること1駅、すぐに長谷駅に到着です。

ここで下車します。

 

 

ここはもう有名ですね。

そうです、船佐駅よりも更に上位の秘境駅です。

 

↑ホーム(三次方面)

山の斜面のようなところにホームがあるのでかなり高く、駅前を一望できます。

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

近くの小学校が閉校し、この辺りに住む児童の通学距離が長くなってしまうことを考慮し、

救済措置としてこの地に長谷駅が開業しました。

 

児童の通学目的で設置された駅なので、

停車する列車は通学時間帯に限られており、

通学時間帯以外は普通列車すらもこの駅にとまりません。

 

そのため、三次行き列車が朝に2本、口羽方面行き列車が夕方から夜にかけて3本停車するだけという、

とても訪問難易度が高い駅となっています。

 

今回は長谷駅に朝9時過ぎに到着する下り列車(三次行き)でやってきましたが、

これが長谷駅に停車する下りの最終列車です。

朝9時が最終だなんて…。

 

↑ホームの三次寄りはやはりフェンスで閉ざされて立入禁止になっていました。

 

↑ホームのやや三次寄りにある階段を下って待合室へ行ってみましょう。

 

↑左に写っている階段を下りてきました。正面に木造の待合室があります。

 

↑待合室内。

掃除道具が無造作に置かれています。

壁はもちろんのことベンチや窓枠まですべて木製です。

 

↑待合室の引き戸も木製でした。

まるで遥か昔の時代にタイムスリップしたような、そんな雰囲気が感じられる空間でした。

 

↑長谷駅の時刻表。

下りは1日2本、上りは1日3本です。少ねえ…。

他の駅は時刻表が立派な額縁に入れられて掲示されていますが、

この駅は薄っぺらい小さな紙の時刻表が画鋲でとめられているだけという…。

こんな駅に投資する金はねえ!!というJRの本音の現れでしょうか。

 

↑長谷駅。

駅前の道路からは、正面の階段を上っていくと待合室やホームに辿り着きます。

 

さて、今度はここから隣の粟屋駅まで駅間徒歩。

はやくも本日3度目の駅間徒歩ですが、列車の本数が少ないので仕方ないです。

 

ちなみに、次の上り口羽方面行きの列車はこの長谷駅には停車しないため、

隣の粟屋駅まで歩かないと乗車することができません。

嫌でも駅間徒歩しなければならないのです。

 

↑長谷駅付近は晴れていましたが、どんどん進むにつれて霧が濃くなってきました。

いきなりどうしたんだい。

 

↑霧が立ち込めていたほうが神秘的で意外と良いかもしれません。

 

長谷駅から歩き始めて30分ほどで粟屋駅に到着しました。

 

つづく


JR三江線えきめぐり Part.6

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

長谷駅から歩いて30分ほどで粟屋駅へ到着しました。

 

 

↑ホーム(三次方面)

ガタガタなホームがローカル線らしいですね(笑)

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

先ほど降りた駅たちと比べると周りに人家が多いように感じます。

もう住宅街と表現してもいいぐらいです。

 

↑ホーム上の待合所。

ベンチはけっこう長めですが、うしろの配電盤が背中に当たりそうです。

 

↑この駅も駅舎はなく、ホームを出るとすぐに道路です。

 

↑トイレ。

なぜかローカル線なのにトイレの設置率が異様に高いのがこの辺りの駅の特徴です。

 

↑粟屋駅。

これぞ日本の田舎の駅です。

 

次の石見川本行きの列車はマニアたちでごった返しておりました。

勘弁してくれえ…。

 

もちろん座れるわけはなく、次の目的地まで1時間立ちっぱなしです。

つづく

JR三江線えきめぐり Part.7

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

粟屋駅から列車に揺られることおよそ50分、8駅目の伊賀和志駅で下車。

 

 

 

↑ホーム(三次方面)

この伊賀和志駅を含む口羽駅~浜原駅間は1975年に開通した比較的新しい区間。

そのため、駅のつくりも他の区間の駅と比べてかなり立派です。

 

↑ホーム(江津方面)

やはり開通が新しいだけあって線路もまっすぐつくられています。

先ほどまで巡っていた先行開業区間の駅とは全く趣が異なります。

 

↑待合室。

ホームには待合室があって中はこんな感じ。

座布団があるのは嬉しいところですね。

 

↑階段を上がるとホームに出る構造です。

ホームに立派な待合室がある代わり、駅舎はありません。

 

↑伊賀和志駅。

先ほどまでのちっぽけな無人駅を見てきた目にはずいぶんと都会に感じられます。

錯覚というのは恐ろしいものです。

 

↑トイレもちゃんとありました。

 

駅の写真を撮っていたら駅前に住んでいる人に声をかけられました。

「どこから来たのか?」と聞かれたので「愛知県から来ました」といったら「愛知から汽車で来たのか?」と言われました。

 

さて、次の列車は夕方まで無いのでここから3駅先の作木口駅まで歩く予定になっています。

3駅先まで歩いてもじゅうぶんに時間が余る予定となっているから恐ろしいものです。

 

↑江の川の河川敷を歩いていきます。

奥がJR三江線の橋梁ですが、なんか低くないか…?

 

↑普通に立って歩いていたら頭をぶつける高さです。

 

伊賀和志駅から歩いて1駅目の口羽駅は国道からだいぶ離れた場所にあるため、立ち寄らずにスルーしました。

どうせあとで行く予定だし。

 

↑途中にあったバス停。

待合室まであるなんて豪華な。。

 

↑中を覗いてみたらフクロウの置き物がありました。かわいい!

かわいいけど最初覗いたときはビビりました。。

 

↑「式トンネル」という長いトンネルを通ります。

 

↑出口が見えないトンネルというのは徒歩で通るとなかなか怖いです。

それと、トンネルを徒歩で通過したことがある人なら分かると思いますが、

車が通過するときのゴーォッという音と振動がちょっと苦手でね…。

 

でも歩道があるからまだ良いですね。

 

↑江の川に沿って国道は続いています。

JR三江線はこの対岸を通っています。

 

ちなみに、今いるこちら側は広島県ですが、対岸(写真右側)は島根県になります。

つまり、いま私は広島県と島根県の県境のすぐそばにいるということですね。

 

写真奥に写っている赤い橋を渡ると、伊賀和志駅から2つ目の駅、江平駅があります。

 

↑赤い橋を渡り、島根県に入りました!!

島根県に来たのは生まれて初めてです!

 

行ったことのある県がまた1つ増えました。

 

写真中央の民家のすぐ前に江平駅のホームがあるのですが、写真じゃ分かりづらいですね(汗)

 

↑江平駅のホームが見えます。

が、この駅はまたあとで訪問する予定なので、今はスルーです。

ここから更に1駅進んだところにある作木口駅まで歩きます。

 

↑これ誰か絶対に車で突っ込んだよな…。

 

↑江平駅から作木口駅まではJR三江線の線路にぴったり沿って道があるので分かりやすいです。

 

ほどなくして作木口駅に到着しました。

やっぱり3駅歩くとけっこう遠いですね。。

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.8

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

伊賀和志駅から歩き始めて2時間半後、作木口駅に到着です。

時間を潰すためにかなりゆっくり目に歩いて寄り道もしましたが、それでも2時間半で着いてしまいました。

列車の到着時刻まではまだ1時間もあります。

ゆっくり作木口駅を観察しましょう。

 

 

↑ホーム(三次方面)

信木駅や所木駅によく似たような片面ホームの無人駅。

しかし、駅周辺には民家がちらほらあり、対岸には大きめな規模の集落もあるので信木駅や所木駅と比べると寂しくはないところです。

 

↑ホーム(江津方面)

ご覧のとおり、ホームのベンチも他の駅よりかなり長めにつくられています。

 

こんな駅でも照明がLEDなのが驚きです∑(゚Д゚)

LED照明の使用駅、確実に増えています。

 

↑ホーム上にはこのような小屋があります。トイレです。

道路沿いの側溝のスペースを上手く活用してトイレが建てられています。これはお見事。

 

↑駅前からホームには階段で上がります。

スロープはありません。車両も車椅子非対応だし、

しかももうすぐJR三江線は廃止になるので設置する意味はなさそうです。

 

↑作木口駅。

ほんとにホームがあるだけの無人駅です。

 

このような駅は10分もあれば観察は終わってしまいます。

まだ列車が来るまでは50分もあります。

さて、、どうしようか、、。

 

飲食店でもあれば時間を潰せるのですが。

 

飲食店があることを信じて周辺を歩いてみることにしました。

 

駅前の橋を渡って江の川の対岸へ行くと、なんと野生のサルの大群がいました。

野生のサルなんて初めて見た気がする…。

 

畑を食い荒らしている途中でしたが、私が畑の前の道路を通ると、

ボス猿が叫び出して一斉にサルの大群は山の中へと逃げていきました。

 

近くには「江の川カヌー公園」という観光スポットがあり、そこなら飲食店があるかも!と思ってそこへ行ってみたら、

なんと休業中でした。。

 

そうか、今日は12月30日。

年末なのでどこの施設やお店も大抵閉まっています。

日付選びは結構重要なのだということを悟りました。。

 

自販機ならあったので飲み物だけ買って、駅へ戻りました。

 

まぁ、どうせこんなことになるだろうと思って昨日のうちに福山のコンビニでパンを買っておいてあったので良かったですが、

もし昨日のうちにパンを買っていなかったら大変なことになっていたかもしれません。

 

駅へ戻る途中、さっきの畑の前を通ったらまたサルの集団が戻ってきていて畑を食い荒らしていました。

野生のサルと目を合わせると襲われるらしいので目を合わせないようにして畑の前を通りました。

 

 

作木口駅に到着。

そろそろ列車がくる時間です。

 

↑実に数時間ぶりに列車がやってきました。

この列車に乗り、次回は、1駅進んで先ほどスルーした江平駅へと行きます。

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.9

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

作木口駅から1駅進み、江平駅で下車しました。

 

 

 

↑ホーム(三次方面)

めちゃくちゃホームが狭いです。

苔むしたホームが利用者の少なさをよく表しています。

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

小さな駅ですが駅名板はやたら大きく、存在感を示しています。

 

↑あまりにもホームが狭すぎて、上屋とベンチには風除けの壁さえありません。

 

↑でも、よく見てみると???

なんと!!!待合室があります!!(写真やや右に写っているドアが待合室の入口)

 

↑待合室。

まさかこんな駅に待合室があるとは思いませんでした。。

 

↑待合室の隣には仮設トイレが常設されています(矛盾)

 

↑ホームの江津寄りは立入禁止になっており、フェンスが設置されています。

 

↑江平駅。

駅前の道路から短い階段で直接ホームへ上がる形です。

 

とても静かで落ち着ける無人駅でした。

程なくしてやってきた三次行きの列車で2駅戻ります。

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.10

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

次は、江平駅から2駅三次方面へ戻り、香淀駅で下車しました。

 

 

 

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

この駅もえらく狭いホームです。

駅舎とホームの間は公園のようなゆとりある空間になっていて、丸太のベンチも置かれています。

 

↑ホーム(三次方面)

駅の前後は大きく線路がカーブしていますが、ホームがかかっている部分だけ見事に真っ直ぐです。

 

↑駅舎側から見たホーム。

ホームに屋根付きの待合所がある点や、それに駅名板がしっかり設置されている点を見ても、

駅舎があること以外はほかの駅とほとんど変わりません。

 

↑ホーム側から見た駅舎。

JR三江線のこのあたりは駅舎のない駅ばかりなのでなんだか凄く立派な駅に感じられます。

 

↑駅舎の集札箱。

住宅用ポストのような見た目です。

 

↑駅舎内。

かなり広々としています。

山小屋のように木材テイストで落ち着きがあります。

 

↑トイレのドア窓は、駅舎の外観の形状のような三角形。

 

↑照明がまたオシャレで良い雰囲気を醸し出していますね。

なんでこの駅だけこんなにオシャンティ―なんですかな?三次市の代官山とでも呼んでおきましょうか。

 

↑香淀駅。

とんがり帽子の簡易駅舎です。

こんなに立派な駅舎があるのにもうすぐ廃止になってしまうだなんて悲しすぎます。

 

さて、この駅での待ち時間は2時間もあります。

最初はこの駅で2時間待とうと思っていたのですが、日も傾きかけて山に隠れ、気温はみるみるうちに下がっていく一方。

駅舎の中にいてもあまりの寒さに耐えられず、時間もあることだし、朝も降りた隣の式敷駅まで歩くことにしました。

 

香淀駅~式敷駅間は鉄道距離だと3.6kmありますが、これはトンネル建設を避けるために山を大きく迂回しているためで、

国道のトンネルを経由すればだいたい2.8kmぐらいの距離です。

 

長いトンネルを徒歩で抜け、朝も降りた式敷駅へと再びやってきました。

 

↑相変わらず駅舎は真っ暗なままです。

 

そういえば早朝の日の出前に信木駅に降りたときは真っ暗だったから、

今から信木駅まで歩いて明るい時間帯の信木駅でも撮影してこようかとも思いましたが、

やはり朝の出来事がトラウマになっていてとても歩く気にはなれませんでした。。。

 

今でも思い出すとゾッとします。。

信木は私にとって恐怖の地です。。

 

次の浜原行きの普通列車に乗り込み、暖をとります。

無人駅はあまりに寒すぎます。。

 

そして、口羽駅で三次行きの列車と行き違いをするので、

口羽駅で三次行きの列車に乗り換えて来た道をそっくりそのまま折り返し、

次回は本日最後の訪問駅、尾関山駅へ行きます。

 

つづく

JR三江線えきめぐり Part.11

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2015年12月30日(水)天気・・・晴れ

 

三次の1つ手前の駅、尾関山駅まで戻ってきました。

ここまで来るともう三次市の市街地です。

 

 

 

↑ホーム(口羽・江津方面)

暗くて様子が分かりにくいですが、1面1線の単式ホームです。

駅舎とホームの間に謎のスペースがあるので、かつては1面2線の島式ホームだったのかもしれません。

 

↑ホーム(三次方面)

ホームは盛土上にあって、写真左の短い階段を下ると駅舎があります。

 

↑駅舎側から見たホーム。

ホームには屋根も無く、そしてとても暗いです。。

 

↑ホーム側から見た駅舎。

無人駅ですがちゃんと駅舎があります。

 

↑駅舎内。

最近JR西日本の無人駅で設置が進められている運行情報モニターは、さすがにJR三江線にはありません。

窓口跡は板で閉ざされています。

 

↑利用者数とは不釣り合いなほどベンチがたくさん置いてあります。

多いことに越したことはありませんが(笑)

 

↑尾関山駅。

とても暗いです。。

JR三江線では少数派の木造駅舎が建っています。

駅前は特に整備はされておらず、砂利敷きの広場になっています。

 

 

 

駅には人もおらず暗いですが、駅周辺は閑静な住宅地になっています。

とは言っても、人通りはほとんどなく、車の通行量もまばらです。

 

尾関山駅にはしばらく列車が来ないので、尾関山駅から直接三次駅の近くにあるホテルまで歩きました。

今夜もまた昨日と同じホテルに宿泊です。

 

明日もまたJR三江線の駅を巡ります。

つづく

JR東日本の駅さくいん(50音順)関東エリア

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JR東日本 関東エリアの駅を50音順にまとめました。

これで見たい駅の記事が探しやすくなったと思います。

 

ご覧になりたい駅をお選びください。

 

【あ】

あいはら

・あおほり

・あかつか

・あかばね

・あきがわ

・あきしま

・あきはばら

・あげお

あさがや

・あさくさばし

・あさの

・あさひ

・あしかが

・あじき

・あじろ

あたみ

・あつぎ

あなやま

・あねがさき

あびこ

あやせ

あらかわおき

・あらき

・あわあまつ

・あわかつやま

・あわかもがわ

・あわこみなと

・あんぜん

・あんなか

・あんなかはるな

【い】

いいおか

いいぐら

いいだばし

・いくさばた

・いけぶくろ

・いさわおんせん

いしおか

・いしがみまえ

・いしかわちょう

・いしばし

・いずたが

・いせさき

・いそご

・いそはら

・いそべ

・いたこ

・いたばし

いちがや

・いちかわ

・いちかわおおの

・いちかわしおはま

・いちしろ

・いとう

・いなぎながぬま

・いなげ

・いなげかいがん

・いなだ

・いなだづつみ

・いの

・いまいち

・いりや

・いわい

・いわしま

・いわじゅく

・いわせ

・いわね

・いわふね

・いわま

・いわもと

【う】

うえの

・うえのはら

・うきまふなど

・うぐいすだに

・うさみ

・うじいえ

・うしく

・うしはま

・うちはら

・うつのみや

・うばしま

・うばら

・うみしばうら

・うらわ

・うりづら

【え】

・えっちゅうじま

・えのきど

・えびす

・えびな

・えみ

・えんざん

【お】

・おうぎまち

・おうじ

・おうめ

・おおあみ

・おおいそ

・おおいまち

・おおがね

・おおかわ

・おおぐち

・おおくぼ

・おおさき

・おおつか

・おおつき

・おおつこう

・おおと

・おおぬき

・おおはら

・おおひらした

・おおふな

・おおまえ

おおみか

・おおみや

・おおもり

おかちまち

・おかべ

・おかもと

・おがわまち

おぎくぼ

・おぎつ

・おく

・おくたま

・おけがわ

・おごせ

・おざく

・おださかえ

・おたばやし

・おだわら

おちゃのみず

・おのがみ

・おのがみおんせん

・おびつ

・おまた

・おみがわ

・おもいがわ

・おやま

・おりはら

・おんじゅく

【か】

・かいおおいずみ

・かいこいずみ

・かいひんまくはり

かいやまと

・かいらくえん

・かがわ

・かごはら

・かさいりんかいこうえん

・かさはた

・かさま

・かしまさっかーすたじあむ

・かしまじんぐう

・かしまだ

・かしわ

・かすがいちょう

・かずさいちのみや

・かずさおきつ

・かずさかめやま

・かずさきよかわ

・かずさまつおか

・かずさみなと

・かたおか

・かたくら

・かつうら

・かつた

・かつぬまぶどうきょう

・かどさわばし

・かとり

・かなしま

・かなまち

・かぬま

・かねこ

・かべ

・かまくら

・かますさか

・かまた

・かまとり

・かみおがわ

・かみすがや

・かみなかざと

・かみみぞ

・かみもく

・かめあり

・かめいど

・かもい

・かものみや

・からすやま

・かわい(青梅線)

・かわい(水郡線)

・かわぐち

・かわごえ

かわさき

・かわさきしんまち

・かわしま

・かわらゆおんせん

かんだ

・かんだつ

かんない

【き】

・きおろし

・ぎおん

・きくな

・きさらづ

・きたあかばね

・きたあげお

・きたあさか

・きたうらわ

・きたかしわ

・きたかまくら

・きたこうのす

・きたこがね

・きたせんじゅ

・きたたかさき

・きたちがさき

・きたとだ

・きたはちおうじ

・きたふじおか

・きたふちゅう

・きたまつど

・きたもと

・きたよの

きちじょうじ

・きぬうら

・きのみや

・きみつ

・ぎょうだ

・きよさと

・きりゅう

・きんしちょう

【く】

・くうこうだいにびる

・くき

・くじ

・くずみ

・くにさだ

くにたち

・くまがや

・くまがわ

・ぐみょう

・くらがの

・くらはし

・くらみ

・くりはし

・くりはま

・くるり

・くろいそ

・くろだはら

・ぐんまおおつ

・ぐんまそうじゃ

・ぐんまはらまち

・ぐんまふじおか

・ぐんまやわた

【け】

・けみがわはま

【こ】

・ごい

・こいわ

こうえんじ

・こうづ

・こうなんだい

・こうのす

・こうのやま

・ごうばら

こうふ

こが

・こがねい

・ごかん

・こくどう

こくぶんじ

・ここのえ

・こしがやれいくたうん

・ごだい

・こだま

・ごたんだ

・こづくえ

・こばな

・こばやし

・こぶち

こぶちざわ

・こほく

・こまがた

・こまがわ

・こまごめ

・こみや

・こり

【さ】

・さいがね

・さいたましんとしん

・さかおり

・さがみこ

・さがみはら

・さくら

さくらぎちょう

・ささがわ

・ささご

・さしおうぎ

・さぬき

・さぬきまち

・さの

・さむかわ

・さるだ

・さるはし

・さわ

・さわい

・さわら

【し】

・しいしば

しおざき

・しおつ

・しおみ

・しきしま

・ししど

・しず

・しすい

・じちいだい

・しって

・しながわ

・しなのまち

・しぶかわ

・しぶや

・しもうさこうざき

・しもうさたちばな

・しもうさとよさと

・しもうさなかやま

・しもうさまんざき

・しもおがわ

・しもごおり

・しもすがや

・しもだて

・しもつけおおさわ

・しもつけはなおか

・しものみや

・しもみぞ

・しゃけ

・じゅうおう

・じゅうじょう

・じゅうにきょう

・しゅくがわら

・じょうもうこうげん

・しょうわ

・しらおか

・しろまる

・しんあきつ

しんうらやす

しんおおくぼ

・しんかわさき

・しんきば

・しんけみがわ

・しんこいわ

・しんこだいら

・しんこやす

・しんしばうら

・しんじゅく

・しんしらおか

・しんすぎた

・しんならしの

・しんにほんばし

しんばし

しんぷ

・じんぼはら

・しんまえばし

・しんまち

・しんまつど

・しんみさと

・しんもばら

・しんやはしら

・しんよこはま

【す】

・すいごう

すいどうばし

・すがも

・ずし

・すずめのみや

【せ】

・せんだがや

【そ】

・そうぶだいした

・そが

・そでがうら

【た】

・たいとう

・たうら

・たかお

・たかく

・たかさき

・たかさきとんやまち

・たかだのばば

・たかはぎ

・たかはま

・たき

・たけおか

・たけざわ

たちかわ

・たてやま

・たばた

・たまがわむら

・たまち

・たまど

・たわらだ

・たんしょう

【ち】

ちがさき

・ちくら

・ちとせ

・ちば

・ちばみなと

・ちょうし

・ちょうじゃまち

【つ】

・つが

・つくだ

つじどう

・つだぬま

・つだやま

・つちうら

・つるた

つるみ

・つるみおの

【て】

・てんのうだい

【と】

・どあい

・とうかい

・とうがね

とうきょう

・とおかいちば

・とけ

・とだ

・とだこうえん

・とちぎ

・とつか

・とみうら

・とみた

・ともべ

とよだ

・とよはら

・とらみ

・とりさわ

とりで

・とろ

【な】

・ながうら

・なかうらわ

・なかがみ

ながさか

・なかすがや

・ながた

・ながつた

・なかの

・なかのしま

・なかのじょう

・ながのはらくさつぐち

・なかふにゅう

・なかやま

・なこふなかた

・なすしおばら

・なみはな

・なめがわ

・なめがわあいらんど

・なりた

・なりたくうこう

・なるせ

・なるとう

【に】

・にいざ

・にいた

・にいはり

・にしうらわ

・にしおおい

・にしおおみや

にしおぎくぼ

・にしかわぐち

・にしかわごえ

・にしくにたち

にしこくぶんじ

・にしたちかわ

・にしちば

・にしなすの

・にしにっぽり

・にしはちおうじ

・にしふ

・にしふなばし

・にしまついだ

・にっこう

・にっしん

・にっぽり

にのみや

にらさき

【ぬ】

・ぬかだ

・ぬまた

【ね】

・ねぎし

ねぶかわ

【の】

・のがみはら

・のぎ

・のざき

・のぶかた

・のぼりと

【は】

・はいじま

・はぐろ

・ばくろちょう

・はこねがさき

・はしもと

・はすだ

・はちおうじ

・はちおうじみなみの

・はつかり

・はっちょうなわて

・はっちょうぼり

・はとのす

・はとり

・はねお

・はまかなや

・はまかわさき

・はまの

・はままつちょう

・はむら

・はやかわ

・はらじゅく

・はらたいま

・ばんだ

【ひ】

・ひがしあきる

・ひがしあびこ

・ひがしうらわ

・ひがしおうめ

・ひがしおおみや

・ひがしかながわ

・ひがしかわぐち

・ひがしきよかわ

ひがしこがねい

・ひがしじゅうじょう

・ひがしずし

・ひがしちば

・ひがしところざわ

・ひがしとつか

・ひがしなかがみ

・ひがしなかの

・ひがしはんのう

・ひがしふっさ

・ひがしふなばし

・ひがしまつど

・ひがしやまなし

・ひがしゆうき

・ひがしよこた

・ひがしわしのみや

・ひがた

・ひたち

・ひたちあおやぎ

・ひたちおおた

・ひたちおおみや

・ひたちこうのす

・ひたちだいご

ひたちたが

・ひたちつだ

・ひたちのうしく

・ひなたわだ

ひの

ひのはる

・ひゅうが

・ひらい

・ひらつか

・ひらま

・ひらやま

【ふ】

・ふかや

・ふきあげ

・ふくたわら

・ふくはら

・ふくろぐら

・ふくろだ

・ふさ

・ふじさわ

・ふじしろ

・ふじの

・ふたまたお

・ふたまたしんまち

・ふちのべ

・ふちゅうほんまち

・ふっさ

・ふとみ

・ふなばし

・ふなばしほうてん

・ぶばいがわら

・ふばさみ

【へ】

・べんてんばし

【ほ】

・ほうしゃくじ

・ほた

・ほどがや

・ほんごうだい

・ほんじょう

・ほんじょうわせだ

・ほんだ

・ほんちば

・ほんのう

【ま】

まいはま

・まえばし

・まえばしおおしま

・まくた

・まくはり

・まくはりほんごう

まちだ

・まついだ

・まつお

・まつぎし

まつど

・まつひさ

・まとば

まなづる

・まばし

・ままだ

・まんざ・かざわぐち

【み】

・みかど

・みかわしま

・みさと

みたか

・みたけ

・みと

・みなかみ

・みなみうらわ

・みなみかしわ

・みなみこしがや

・みなみさかいで

・みなみしすい

・みなみせんじゅ

・みなみたま

・みなみなかごう

・みなみながれやま

・みなみはしもと

・みなみはら

みなみふなばし

・みなみふるや

・みなみよの

・みやのひら

・みやはら

・みややま

・みょうかく

【む】

・むかいがわら

・むさしいつかいち

・むさしうらわ

むさしこがねい

・むさしこすぎ

むさしさかい

・むさししらいし

・むさししんじょう

・むさしたかはぎ

・むさしなかはら

・むさしひきだ

・むさしますこ

・むさしみぞのくち

【め】

・めぐろ

・めじろ

【も】

・もとやわた

・ものい

・もばら

・もろ

【や】

・やいた

・やがわ

・やがわら

・やぎはら

・やぐら

・やこう

・やちまた

・やつみ

・やながわ

・やのくち

・やべ

・やほ

・やまがたじゅく

・やまて

・やまと

・やまなしし

・やままえ

・やわたじゅく

【ゆ】

・ゆうき

・ゆうらくちょう

・ゆがわら

・ゆびそ

【よ】

・ようかいちば

・ようこうだい

・ようど

・よこかわ

・よこしば

・よこすか

・よこた

よこはま

・よしかわ

・よしかわみなみ

・よつかいどう

・よつや

・よの

・よのほんまち

・よよぎ

・よりい

【ら】

【り】

りゅうおう

・りょうごく

【る】

【れ】

【ろ】

【わ】

・わだうら

・わらび

 

関連記事(こちらもよろしくお願いします)

JR東海の駅さくいん(50音順)

 


JR三江線えきめぐり2日目 Part.1

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2015年12月31日(木)天気・・・雪のち雨

 

この日はJR三江線の始発列車に乗るべく、5時20分頃にはホテルを出る予定でしたが、

起きて時計を見たら5時35分…。

 

や、やらかした…。

 

その直後、JR三江線のディーゼルカーが発車していく音が聞こえました。

(線路沿いのホテルなのでけっこう音が聞こえる)

終わった…。今日の予定崩壊です。

 

ちなみに、今日は2015年最後の日。

悲惨な年末だなぁ…。

 

さて、次の列車は約4時間後の9時57分発までありません。

時間はたっぷりあります。寝ましょう。

 

Zzzzzzzzzzz

 

8時半ぐらいまでたっぷり寝て、ようやく出発です。

 

ホテルから出ると大粒の雪が降っていました。

傘持ってねえんだよ勘弁してくれ…。

足早に三次駅へと向かいました。

 

 

 

 

↑ホーム(志和口・広島方面/口羽・江津方面)

ホームは2面3線で、ホームの備後庄原寄りに跨線橋があります。

跨線橋は階段のみで、エスカレーターはあるはずもなく、エレベーターもありません。

 

ちなみに最近新設された改札外の南北自由通路にはエレベーターがあるようです。

しかし、肝心の駅改札内にはエレベーターがありません。

駅舎を建て替えたついでに設置してほしかったな…。

てか普通、自由通路よりも駅改札内のほうに優先的にエレベーターつけません??

 

駅改札内はチェアメイトで車椅子の対応ができるから、

まずは、チェアメイトで対応できない改札外にエレベーターをつけちゃいましょうということでしょうか。

 

それとも、そもそも車両が車椅子に対応していないから駅改札内にエレベーターをつけても意味がないということでしょうか。

それだったらたしかに一理ある気はします。

 

↑この駅の凄いところは各ホームに発車標が整備されているところです。

ローカル線だと主要駅であってもホームに発車標が整備されている駅はなかなか無いですからね。

これはちょっと凄いなって思いました。

 

↑跨線橋内部。

窓が大きいです。

 

↑2・3番のりばの広島寄りには待合室があります。

 

↑待合室内には飲み物の自動販売機も設置されています。

三次駅には売店がありますが、改札外だから乗り換えの人は利用しづらく、

そういった意味ではこの自販機は乗り換えの人にとってはとてもありがたいですね。

 

↑改札口。

7時から20時30分までみどりの窓口が営業しています。

この辺りでは珍しい自動券売機も1台設置されています。

 

奥の「お気をつけていってらっしゃい」の紙で隠れてしまって写真では見えませんが、

奥には発車標も設置されています。

 

↑駅舎内。

主要駅にしてはとっても狭い駅舎内。

小さなセブンイレブンがあります。

傘を持っていなかったのでここで傘を買わせて頂きました(⌒-⌒; )

 

↑三次駅。

2015年2月にオープンした新しい駅舎です。

秋から冬にかけての三次市は、早朝に霧に包まれることが多く、霧は三次市の象徴のようなもの。

駅舎と駅前広場は「霧の海の幻想的な風景」といったデザインコンセプトに基づき一体的に整備されました。

 

↑9時57分発の普通 石見川本行き、JR三江線の2番列車で三次駅を出発です!

 

次回はいきなり島根県まで行き、明塚駅で下車します。

つづく

JR三江線えきめぐり2日目 Part.2

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2015年12月31日(木)天気・・・雪のち雨

 

三次駅からJR三江線に乗り込み、

寝坊していなければ訪問する予定だった駅たち(石見都賀駅、宇都井駅、石見松原駅)を車内から眺め、

悔しい思いをしながら列車に揺られていきます。

 

なんでこんなときに限って寝坊するかなぁ…。

午前の予定は全て消えましたが、午後からは予定通りの行程で進んでいきます。

島根県に入り、三次駅から20駅目の明塚駅で下車しました。

 

 

この駅は秘境駅としてけっこう有名だと思いますが、

ほんとに噂通りで寂しい場所にある駅です。

 

↑ホーム(三次方面)

周りは田畑が広がるばかりで、周囲に人家は10軒ぐらいかなぁ…。

数年前までは1日平均の利用者数は0人でしたが、近年は1日に1~2人ぐらいは利用者がいるみたいです。

廃止の噂が立ち始めてJR三江線の駅に注目が集まるようになったからかな?

 

↑ホーム(江津方面)

あまりに利用者がいなさすぎてホームが苔むしてしまっています。いいのかなぁ…こんなんで。

訪問当時(2015年)はまだJR三江線の廃止は正式には決まっていませんでしたが、

のちに、2018年4月1日をもってJR三江線が廃止になることが正式に決定してしまった…というのは周知のとおり。

 

恐れていたことが現実になってしまいましたね…。

 

↑ホーム上の待合所。

壁ではなく、ベンチの背もたれに貼り紙がペタペタ貼ってあるのが不思議ですね。

 

↑待合所の横にある階段を下りると、道路に繋がっています。

お世辞にも駅前らしい風景とは言い難い…。

 

↑明塚駅。

田畑の中にポツンと入口とホームがあります。

 

さて、次の列車まで時間があるので隣の石見簗瀬駅まで歩くとしましょう。

 

JR三江線に沿って歩いていきます。

 

↑想像以上に何もない場所ですね(゚ー゚;

また昨日みたいに野生動物が出てきそう。恐る恐る進んでいきます。

 

↑「石見簗瀬」と書かれた標識が見えてきました。

もう隣の駅まで近いはず。

 

というところで突然滝のような豪雨。

ひえぇぇ。三次駅で傘買っておいてよかった…。

傘を買っていなかったらと思うとゾッとします。

 

もし寝坊していなかったら、当然始発の時間は三次駅の売店も開いておらず傘も買えないわけですから、

ある意味寝坊して正解だったのかもしれません(笑)

 

つづく

JR三江線えきめぐり2日目 Part.3

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2015年12月31日(木)天気・・・雪のち雨

 

明塚駅から歩くこと30分、隣の石見簗瀬駅に到着です。

 

 

「簗」の文字だけ修正痕があるのはなぜなんでしょうね…?

 

↑ホーム(三次方面)

かつては島式で1面2線のホームだったようですが、

駅舎側の線路は剥がされ、1面1線になっています。

 

植木鉢がフェンス代わりでしょうか。

 

↑ホーム(江津方面)

短いながらもしっかりとホーム上屋が整備されています。

 

↑駅舎側の剥がされた線路は枕木だけ残っていました。

 

↑ホームの三次寄り先端に駅舎へと続くスロープがあります。

 

↑駅舎側から見たホーム。

駅舎からホームへ行こうとすると、三次寄りのホーム先端のスロープまで迂回しなければならないので遠いです。

目の前にホームがあるというのになかなか辿り着けないもどかしさ…。

 

↑駅舎の脇にオンボロトイレがありました。

 

↑駅舎内。

こざっぱりしています。

 

↑昭和47年7月12日の水害で駅舎が水没したことがあるそうです。

人間の背丈よりも遥か上まで水が押し寄せるだなんて…おっかないです。

 

↑石見簗瀬駅。

木造駅舎です。このあたりは豪雪地帯ではありませんが、

冬になるとよく大雪が降るためか瓦屋根ではなくトタン屋根です。

 

さきほどの「洪水のあと」のしるしは駅名板とほぼ同じ高さにあります。

あんな高いところまで水が押し寄せたんですよ…怖すぎる…。

 

 

 

次の浜原行きの列車で3駅戻って浜原駅へ行きます。

つづく

JR三江線えきめぐり2日目 Part.4

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2015年12月31日(木)天気・・・雪のち雨

 

石見簗瀬駅から3駅戻り、浜原駅へやってきました。

乗ってきた列車はこの浜原駅が終点で、浜原駅より先の三次方面へ行く列車は2時間以上ありません。

 

 

 

↑ホーム(三次方面)

浜原駅は、JR三江線では中枢的な存在にあたる駅で、

三次方面からの列車も江津方面からの列車も、半数の列車がこの駅が終点になります。

 

↑ホーム(江津方面)

そんな重要な駅だけあってつくりはとても立派で、JR三江線では珍しくホーム間を結ぶ跨線橋まであります。

 

↑2番のりばの江津寄りには待合室がありますが、

ブロック積みのごっつい建物で、あまり入りたくなるような見た目ではないですね(;^_^A

 

↑待合室。

中身も物凄い殺風景でした(汗)

 

↑跨線橋内部。

ローカル線の駅ですが意外と幅は狭くありません。

 

↑ホーム側から見た駅舎。

ローカル線の主要駅らしく木造駅舎が建っています。

 

↑駅舎内。

意外ときれいでレトロな雰囲気はあまり感じません。

 

↑浜原駅。

主要駅らしくずっしりとした大きめの木造駅舎です。

これなら町のシンボルとしても相応しい気がします。

でも利用者数は隣の粕淵駅のほうが多いみたいです。美郷町の中心部も粕淵駅の辺です。

 

次の列車は当分やってこないので、その間に隣の沢谷駅まで歩いてしまおうと思います。

 

↑浜原駅付近は住宅も多く立ち並んでいましたが、少し離れるとすぐにこんな感じの山道。

 

↑しかしその分景色はどんどん盛り上がってきます。

 

↑沢谷駅が近づいてくると住宅もしだいに増え始めました。

ここら辺で数百メートル先も見えにくくなるようなすさまじい雨が叩きつけるように降ってきました。

 

もし寝坊していなかったら傘も持っていないだろうからこの大雨に打たれながら歩く羽目になっていたのか…(苦笑)

 

JR三江線の高架橋は畑の中を突っ切っています。

 

しばらく歩くと沢谷駅のホームが見えてきました。

ふむふむ、あそこが駅か。

 

そして、沢谷駅に到着したのでした。

つづく

JR三江線えきめぐり2日目 Part.5

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2015年12月31日(木)天気・・・雪のち雨

 

 

浜原駅から歩き始めて1時間ほどで沢谷駅に到着しました。

 

 

 

 

↑ホーム(江津方面)

築堤上にホームがあります。

JR三江線で最後に開業した区間にあって比較的新しい駅(といっても40年以上前だけど…)のため、

駅のつくりもしっかりしています。

 

↑ホーム(三次方面)

ホームの三次寄りに待合室と出入口があります。

 

↑待合室。

中に入ってびっくりしてしまいました。

壁がぼろぼろです……。

 

でも待合室があるだけありがたい…。

 

↑待合室には無料で借りられる反射用タスキが置いてありましたが、

タスキたちは大量に余っており、この駅の利用者の少なさを反映しています。

 

↑待合室のすぐ横には出入口の階段があるほか、待合室の背後にはトイレがあります。

階段は「行ってらっしゃい!」「お帰りなさい!」とメッセージまで付いている気持ちが暖まる駅です。

 

↑沢谷駅。

待合室・トイレ・ホームがあるだけのシンプルな無人駅です。

 

↑県道から駅前まで直接入れる階段がありますが、

崖っぷちのようなところに階段があるので転落したらおっかないですね(汗)

もう少し良い立地に階段をつくれなかったのか…。

 

特に夜間だったら階段を下りて、崖に気づかずそのまま転落してしまうかもしれません。

 

↑再びホームに戻ると、山々に霧がかかり、あまりに神秘的な光景にしばらく見入ってしまいました。

 

↑お迎えがやってきました。

 

 

JR三江線の駅巡りはこれにて終了。

JR三江線の駅巡りをしたくせに名物の宇都井駅を見ずに帰るだなんて自分でも呆れますが、

これもすべて朝に寝坊してしまったせいです。くやしい…。

 

JR三江線に乗って三次駅まで戻り、

三次駅で、JR芸備線に乗って広島駅へと向かいました。

 

 

つづく

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