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Channel:        ☆☆駅兄の駅めぐり旅日記☆☆
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JR中央線えきめぐり Part.7(岐阜県エリア)

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2016年6月4日(土)天気・・・くもりときどき雨

 

次は、武並駅へ。

 

↑駅名標。

武並駅は、岐阜県恵那市にあります。

 

山間の集落にある駅ですが、

近くにはスケートやフットサルが楽しめる岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場もあります。

 

駅から近いので、家族連れでも気兼ねなくアクセスできると思います。

 

どんなに素晴らしい観光地でも、最寄駅から離れていたら不便極まりないので、

駅から歩ける範囲にある観光施設というのは、やはり価値があるように感じます。

 

↑ホーム(中津川・長野方面)

武並駅のホームは、1番線から2番線まであります。

ホームの中央部に跨線橋と駅舎があります。

 

この駅の跨線橋は随分と支柱がガッシリしていますね。

 

恵那市の中心部から峠を挟んだ山間の場所なので、駅の利用者はまばら。

武並駅の1日平均の乗客数は、450人台です。

この駅には、普通快速が停車します。

 

↑ホーム(多治見・名古屋方面)

ホームは猛烈なカーブ上にあるので列車とホームとの間に大きな隙間が開きます。

人ひとりがスポッとハマってしまいそうなぐらいの隙間です。

足元に注意を促すステッカーがたくさん貼ってあります。

 

↑跨線橋内部。

山間の駅にしてはとても立派な跨線橋。まず、通路の幅の広さが主要駅並み。

半円形のような不思議な形の屋根が目に残ります。

 

1日の乗客数450人台の小駅なので、

当然ながら跨線橋には階段しかついていません。

 

小駅にしては珍しく、この駅には出入口が2つもあります。

まずは、メインの出入口である、北口から見ていきましょう。

 

↑ホーム側から見た北口駅舎。

コンビニ店舗の裏側に穴でも開けたような駅舎です。

簡易TOICA改札機が設置してあります。

 

↑北口駅舎内。

簡易委託駅になっていて、きっぷうりばの窓口がありますが、訪問時は閉まっていました。

この駅には改札口はありません。

 

券売機も無いので、きっぷを持っていない乗客は、

車内できっぷを購入するか、着駅で運賃を支払うことになります。

 

↑北口駅舎内。

横長に切り刻まれた窓といい、床をはうように配置された長方形の窓といい、

この駅はやたら窓にこだわりが感じられる。

 

床の窓の外側には白い敷石が張り巡らされており、

和風庭園の、それも植物が無いバージョンみたいな、不思議な仕上がりになっています。

 

とてもユニークで面白い駅舎ですね。

 

↑武並駅(北口)

2008年に建て替えられた新しい鉄骨駅舎です。

スケート選手がリンクを右へ左へ横切るかのような疾走感のある窓の配置は、

武並駅の独特な個性のようなものを醸し出しているように感じ、見てて飽きません。

 

つづいて、南口のほうにも行ってみましょう。

 

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跨線橋を渡って南口へ。

 

↑ホーム側から見た南口。

こちらも改札口と呼べるようなものは無く、簡易TOICA改札機が置かれているのみ。

改札口が無いので北口から南口への通り抜けも自由にでき、実質的に自由通路と化しています。

 

それはいいとして、ななななんと、エレベーターがあります!!!!

1日の乗客450人台の駅にエレベーターだと!?

 

おそらく、JR東海の中では最も利用者が少ないエレベーター設置駅だと思われます。

 

↑南口も、すぐホームに直結しています。

南口には、券売機はおろか、きっぷうりばの窓口も無いので、

無人駅となんら変わりありません。

 

↑武並駅(南口)

こちらも2008年に使用開始された新しい駅舎です。

こんな山間の小駅にエレベーターがある光景は、やはりシュールです。

おまけに多機能トイレまで付いており、南口に関してはバリアフリー化バッチリです。

 

お年寄りに優しい駅と言えそうですね。

 

次回も1駅進みます。


JR中央線えきめぐり Part.8(岐阜県エリア)

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2016年6月4日(土)天気・・・くもりときどき雨

 

次は、釜戸駅へ。

 

↑駅名標。

釜戸駅は、岐阜県瑞浪市にあります。

 

釜戸駅の近くには竜吟の滝竜吟湖など絶景を見ることができる竜吟の森をはじめ、自然豊かなスポットがたくさんあります。

ハイキングコースとして整備されていて、僕もハイキングで山の上のほうまで登りましたが、

日々のストレスが吹っ飛ぶような素晴らしい場所でしたー。

 

この文章を打ち込んでいたら、当時のことを思い出してまたハイキングに行きたくなってしまった(笑)

 

でも、あのとき友達が岩場でコケて手に血が滲んだりとわりと大変だったんだよな…。

ハイキングには細心の注意を払って出かけましょう(笑)

 

↑ホーム(中津川・長野方面)

釜戸駅のホームは、1番線から3番線まであります。

 

ホーム上屋は一応あるのですが…、、

こんな位置に建てられていたら、雨の日に列車に乗ろうとしたらどうしても濡れてしまいますね…(汗)

どうしてこんな中途半端な位置にホーム上屋を建ててしまったのでしょうか…(苦笑)

もうちょっと線路側に建ててほしかった。。

 

↑ホーム(多治見・名古屋方面)

ホームの長野寄りに駅舎があって、ホームの中央部に跨線橋があります。

跨線橋には、エレベーターはなく、階段のみ。

 

1番線のホーム上にはお手洗いがあります。

こんな利用者の少ない小駅でもお手洗いまでのアプローチが車いす対応スロープだったのには感心。

 

釜戸駅の1日平均の乗客数は、290人台。

名古屋駅~中津川駅間の各駅の中では定光寺駅に次いで2番目に利用者が少ない駅となっています。

釜戸駅には、普通快速が停車します。

 

↑跨線橋内部。

跨線橋の天井の形が武並駅の跨線橋とそっくりですね。

なんでこの2駅だけこんなに特徴的な跨線橋なのやら。

 

それでは駅舎に入ってみましょう。

 

↑駅舎内。

簡易委託駅になっており、時間帯によってはきっぷうりばの窓口が営業しています。

訪問時は、19時台という遅い時間帯だったので、窓口は閉まっていましたが…。

 

釜戸駅もあくまで簡易委託駅なので、改札口は無く、自由にホームに出入りできます。

自動券売機も設置されておらず、簡易TOICA改札機があるぐらいですね。

 

↑駅舎内。

JR東海の駅でよく見かけるタイプのベンチが6脚あるほか、

造り付けの長椅子が駅舎の壁にくっついていました。

 

↑釜戸駅。

1902年の釜戸駅開業時からずっとずっと使用され続けている木造駅舎です。

おまけに、駅名板が木製というのが、またレトロな雰囲気をアップさせていますね。

 

お隣の武並駅が建て替えられてしまったのに、

釜戸駅の木造駅舎が未だ現役で使用され続けているというのは、

それだけ釜戸駅の木造駅舎の状態が良いということでしょうか。

開業以降、さまざまな世代の利用者に大切にされてきた駅舎なのですね。

 

さて、時刻は19時を過ぎて日が暮れてきました。

今日の駅巡りはここまでとします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

おしまい。

JR参宮線えきめぐり Part.1(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

今回からはJR参宮線の駅巡りです!

ダイヤの都合上、最初に降りた駅は始発駅である多気駅ではなく、1駅進んだところにある外城田駅。

 

↑駅名標。

外城田駅は、三重県多気町にあります。

多気町と玉城町との境界近くの田園地帯に位置するちっぽけな無人駅。

 

いつもなら駅周辺の観光地などの話題を交えながらブログを書くのですが、

外城田駅の周りって何かあるんだろうか…?

まったく想像もつかないのでグーグル先生にきいてみたら、

「しあわせの宮」という縁起の良さそうな名前の神社が近くにあるみたいです。

 

五木ひろしの父親がそこで息子の大成を祈願したところ、本当に大物歌手になってしまった、という逸話があるみたいですよ。

 

↑ホーム(松阪・名古屋方面)

始発駅から1駅目でさっそく物凄いド田舎駅です。

 

なぜかホームに電話ボックスがあります。

電話ボックスっていったら普通なら駅前とかにあるイメージだけれど、

駅の中の、それも無人駅のホーム上にドカンと居座っているのは妙な感じが…。

 

↑ホーム(伊勢市・鳥羽方面)

ホームの中央部に出入口があります。

それにしても、駅前も駅裏も、見事なまでの田園風景ですな。

 

夏の夜にこの駅で降りたらゲコゲコとカエルの大合唱を楽しみながら列車を待つことができるのかも。

 

外城田駅の1日平均の乗客数は、120人台。

とても少ない数値ですが、この駅周辺の風景からすると、逆にそんなにもいるのか!?と思ってしまいました。。

 

外城田駅には、基本的には普通列車しか停車しませんが、

朝のラッシュ時と夜間のみ一部の快速みえも停車します。

 

↑ホーム側から出入口を見る。

外城田駅には駅舎はなく、簡素な屋根のついた出入口の短い階段を下りるとすぐ駅前です。

 

無人駅なので改札口やきっぷうりばもありません。

 

↑外城田駅。

日本の原風景って感じの駅ですね。。

 

↑駅前風景。

駅前がこれですよ。建物ゼロ。

あるのは田んぼだけ。

 

ここまですっきりとした駅前風景はなかなかないですよ。

もう絵画の世界じゃないですか。

 

 

次回は1駅戻って多気駅へ行きます。

JR参宮線えきめぐり Part.2(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

外城田駅からは1駅戻って、先ほどパスした多気駅へ。

多気駅はJR参宮線の始発駅であり、

JR紀勢線JR参宮線の乗り換え駅でもあります。

 

↑駅名標。

多気駅は、三重県多気町にあります。

多気駅周辺もまとまった街並みが形成されているけど、

多気町の中心部はJR紀勢線の相可駅がある辺りらしいので、多気駅の辺は中心部とは言えなさそう。

 

ただ、多気駅は2路線が乗り入れていて列車の本数もこちらのほうが遥かに多いので、

相可駅よりかは多気駅のほうが利用者は多い。

 

多気駅の1日平均の乗客数は、620人台。

 

↑ホーム(亀山・名古屋方面)

多気駅のホームは、1番線から4番線まであります。

ホームの中央部に跨線橋があります。

 

多気駅には、普通快速みえ特急南紀が停車します。

要するに、全ての列車が停車する大きな駅。

 

↑ホーム(尾鷲・新宮方面/伊勢市・鳥羽方面)

都市部以外の駅としては珍しく、ホームに発車標まで設置されています。

やっぱり乗り換え利用が中心の駅だから、ホームに発車標があると助かりますね。

 

↑待合室。

特急停車駅らしく、ホーム上に大きな待合室があります。

 

↑待合室内部。

JR東海といえば、まず待合室がある駅自体が少ないうえ、

新幹線の駅以外では空調設備がある待合室はあまりありませんが、

多気駅の待合室は、ちゃんと空調設備が整っています。

 

夏はクーラーガンガンです。

本数の少ないJR紀勢線に乗り遅れても、この待合室があるから大丈夫!

 

↑跨線橋内部。

跨線橋は階段しかありません。

大きなキャリーバッグを持った、伊勢や熊野古道へお出かけの観光客もこの駅で乗り換えるので、

エレベーターがほしいところではあります。

 

↑改札口。

自動改札機はありませんが、しっかり駅員が改札しています。

特急停車駅らしく有人駅で、みどりの窓口があります。

 

たまに特急がとまる駅なのに無人駅なところがあるけれど、

そういう駅は指定席を確保したいときとか困ってしまいますね。

 

多気駅ではそういう心配がありません。

 

しかも、みどりの窓口が朝の4時55分から営業しているという実力派の駅であります。

窓口が閉まるのは22時ですが、そもそも多気駅の最終列車が21時~22時台とかなり早めなので、

あまり問題ないと思われます。

 

↑駅舎内部。

だだっ広い駅舎ですが、列車が発着する時間帯以外は利用者もまばらなので、

ガランとした印象が余計に強まります。

 

自動券売機は、設置されていません。

 

↑多気駅。

なかなか入り組んだ形をした不思議な駅舎。

 

駅舎のうしろにはJR東海のロゴが入った大きなビルが建っていますが、あれはJRの伊勢運輸区。

ぶっちゃけ駅よりもあっちのほうが目立つような…(笑)

 

次回は、JR参宮線で2駅進み、田丸駅へ行きます。

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.3(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、田丸駅へ。

 

↑駅名標。

田丸駅は、三重県玉城町にあります。

 

玉城町は三重県有数の養豚が盛んな街だそうで、

玉城豚というブランド化したものまであるそうですよ。

伊勢志摩サミットでは玉城豚が料理に出され、各国の首脳たちがお召し上がりになったそう。

 

そして、近くには田丸城跡がある城山公園もあるそうなので、街歩きも楽しそう。

 

↑ホーム(松阪・亀山方面)

田丸駅のホームは、1番線から2番線まであります。

ホームの中央部に屋根なしの跨線橋があり、ホームの鳥羽寄りに駅舎があります。

駅舎は、見てのとおり!時代を感じさせるものが残されています。

 

↑ホーム(伊勢市・鳥羽方面)

ホーム上屋の支柱は黄色という奇抜なカラーリング。

どちらかというとシンプル派のイメージがあるJR東海なので、こんな奇抜なのは珍しい。

 

田丸駅の1日平均の乗客数は、560人台。

日中は普通列車しか停車しませんが、朝と夜だけ一部の快速みえも停車します。

 

↑お手洗い。

1番線のホーム鳥羽寄りにお手洗いがあります。

 

↑2番線の待合所。

2番線には非常に長いベンチが。

列車1両分ぐらいの長さあるんじゃないか?

 

ホームは嵩上げでもされたのでしょうか。

ベンチはホームから2段下がったところにあります。

 

↑なぜか駅出入口が無い南側にもロータリーがあるではないか。

南口を開設する構想でもあったりする??

 

↑田丸駅は駅舎側のホームが非常に狭く、こんな感じ。

おまけに、駅舎とホームの間にも、2段の段差があるので、足元注意。

 

↑駅舎内。

玉城町の中心部にある駅だというのに完全なる無人駅になっております。。

2012年までは簡易委託駅できっぷうりばの窓口があったのですが、ご覧の通り、今はシャッターで閉ざされています。。

これも時代の流れですね。。

 

シャッターにきっぷうりばの営業時間が書かれているのは、その名残。

消さないのかよ(笑)

 

↑駅舎内。

ベンチが大量にあります。

木造駅舎にしてはとても室内が広いですね。

 

↑田丸駅。

強烈なほどレトロな木造駅舎。

駅名板も手書き。なにもかもが昔のままですね。

タイムスリップしたような気分。

 

言うなればJR東海の中で最もJR東海らしくない駅かも。

ドラマの撮影とかで使ってほしいなぁ。

 

次回は1駅進みます。

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.4(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、宮川駅へ。

 

↑駅名標。

宮川駅は、三重県伊勢市の旧小俣町域にあります。

伊勢市は合併してとてつもなく広くなりました。

広くなりすぎたゆえに、伊勢市内でも各地それぞれ個性があります。

 

宮川駅の南口側のすぐ駅前には離宮院跡が残されています。

あとでホームの写真を見て頂きますが、ホームの外側に樹木が密集しているのが見え、

神聖な場所といった雰囲気がホームまで漂ってきています。

さすが伊勢神宮のある市は史跡も数多くありますねぇ。

 

↑ホーム(松阪・亀山方面)

ぐるっと大きく線路が曲がっている途中にホームがあります。

ホーム上屋の支柱には古レールが使われていて、こちらもぐるっと曲がったような形状をしており、

この駅はいろいろと曲がっています。

 

↑ホーム(伊勢市・鳥羽方面)

ホームの中央部に駅舎があって、ホームの鳥羽寄りに跨線橋があります。

この駅には北口と南口がありまして、メインの出入口は北口のほうになります。

 

宮川駅の1日平均の乗客数は、280人台。

基本は普通列車しか停車しませんが、朝と夜間は一部の快速みえも停車します。

 

というと少し語弊があるんですよねえ。

実は、日中も快速みえがこの駅でとまるんですよ。反対列車の行き違い待ちのために。

 

しかし、日中はあくまで行き違い待ちのためにとまるだけなので、

宮川駅でとまっていても快速みえのドアは開きません。

いじめです。。。

 

↑跨線橋内部。

跨線橋に屋根がないというのは三重県内のJR駅では割とよくあることですが、

それにしてもこの駅の跨線橋は幅が狭いですねえ。

 

それではまずは北口のほうに行ってみましょう。

 

↑ホーム側から見た北口。

ひっそりと木造駅舎が建っています。

ここも無人駅なので改札口はなく、きっぷの回収箱が通路の真ん中に居座っています。

 

↑駅舎内。

シャッターで閉ざされた窓口跡がなんとも寂しい感じ。

 

↑駅舎内。

広々とした駅舎の中にベンチが2脚置かれているだけという寂しさ。

明らかにスペースを持て余しています。

 

これだけ大きな木造駅舎だと維持費もかかりそうなので、

こういう駅こそ早々に簡易駅舎に建て替えられたりしそうな気がしますが、

意外とこの駅は建て替えられずに生き残っていますね。

 

それだけ木造駅舎の状態が良いということでしょうか。

 

↑宮川駅(北口)

大幅なリニューアルがなされることもなく、昔ながらの雰囲気を保ち続けている木造駅舎。

駅名板もおそらく国鉄時代から使われているであろうホーロータイプ。

 

三重県内の小駅はわりとJRからほったらかしにされてる感じがあるけれど、

ここはまさにそれを象徴するような駅で面白い。絵に描いたようなとでも表現したいぐらいのレトロ加減。

 

 

反対側の南口にも行ってみましょう。

 

↑ホームから見た南口。

南口は駅舎が無く、ただホームから短い階段を降りるともう外の世界です。

道路を渡るとすぐ離宮院跡に入れます。

 

↑宮川駅(南口)

南口は1997年に開設されたそうです。

意外と新しいんですね。

 

でも、駅名板すら無いし、本当に簡素な出入口。

 

次回も1駅進みます。

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.5(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、山田上口駅へ。

 

↑駅名標。

山田上口駅は、三重県伊勢市にあります。

 

↑ホーム(松阪・亀山方面)

山田上口駅のホームは、1番線から2番線までありましたこの当時は。

2017年8月に2番線が廃止されて現在は単式ホームの棒線駅になっているようです。また再訪問しなくては。

 

↑ホーム(伊勢市・鳥羽方面)

ホームの鳥羽寄りに跨線橋と駅舎があります。

駅裏は横浜ゴムの工場になっています。

ちょうど線路が街と工場の境目になっているわけですね。

 

山田上口駅の1日平均の乗客数は、90人台。

近くに近鉄の駅があるので、JRの駅はほとんど利用者がいません。

 

山田上口駅は、基本は普通列車しかとまりませんが、

朝と夜間は一部の快速みえが停車します。

 

↑跨線橋内部。

この駅の跨線橋も屋根なしです。でも、その分景色がよく見えます。

 

↑跨線橋からの眺め。

ご覧ください、この風景。

このホームの絶妙な曲がり具合がたまりませんな。

 

↑ホームから見た駅舎。

この駅も無人駅なので、改札口はありません。

 

↑駅舎内。

普段は寂しい無人駅ですが、年に一度だけ山田上口駅が多くの利用者で溢れ返る日があります。

それは、毎年7月に宮川の河川敷で開催される花火大会の日。

 

その日に限り駅員も臨時に配置され、きっぷうりばの窓口のシャッターが開けられきっぷの販売が行われるほか、

なんと、自動券売機まで登場するそうなのです。

 

1年に1回だけ都会の駅へと進化を遂げる…おもしろいですね。

 

↑駅舎内。

がらんどうです。

こんなに大きな木造駅舎なのにベンチすらないの??????

 

ベンチがないのはガチで謎すぎる(笑)

 

↑山田上口駅。

屋根瓦も明るい色使い。南国風の木造駅舎です。

もしも沖縄にJRが走っていたらこんな感じの木造駅舎がバンバン建っているのだろうか。。なんてね。

 

それにしても大きな木造駅舎ですよね。

JR参宮線の木造駅舎は他の路線の木造駅舎より一回り大きい気がする。

 

 

 

次回は2駅進んで五十鈴ケ丘駅へ行きます。

少し前に再訪問した伊勢市駅は今回はパスさせていただきます。

伊勢市駅の記事が見たいという方はこちら

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.6(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、五十鈴ケ丘駅へ。

 

↑駅名標。

五十鈴ケ丘駅は、三重県伊勢市にあります。

近くに倉田山公園という野球場まで併設したデカい公園があるみたいですね。

 

↑ホーム(松阪・名古屋方面)

1面1線の棒線駅。

ホームの名古屋寄りに出入口があります。

 

↑ホーム(鳥羽方面)

この駅にもホーム上に電話ボックスがありました。

駅前じゃなくて駅のホーム上にあるってのが謎ですねえ。

 

五十鈴ケ丘駅の1日平均の乗客数は、280人台。

基本は普通列車のみがとまりますが、

朝と夕方は一部の快速みえも停車します。

 

↑1面1線の無人駅にしてはだいぶ規模の大きな屋根付きベンチがあります。

すごい大きな屋根ですなこれ。

 

ベンチもだいぶ長さありますよ。

列車のシートより長い。

 

何人座れるんだろコレ。

80人ぐらいいけそう。

 

↑悲しいことに運賃箱をゴミ箱と勘違いしているチンパンがいるようです。残念です。。。

ゴミをポイ置きしてく人とかマジで嫌いなんですけど。。

 

列車の座席でも、たまにペットボトルが放置されてたりして、

なんでそんなことを平気でするのか、本当に理解に苦しみます。。

 

ほかの人が不快になるってことが分からないのかな…。

 

↑五十鈴ケ丘駅。

田園地帯と住宅地の狭間みたいなところにポツンと佇む無人駅。

駅舎はなく、駅前からスロープで直接ホームに出入りするタイプの駅です。

 

開けた場所にあるので日によってはだいぶ風が強い場所なんですよね。

一度、3月の夜間にこの駅で降りたときは、窒息死するじゃないかというほどの暴風が吹き荒れておりました。。

 

↑五十鈴ケ丘駅全景。

ほんとに駅がポツンって感じですね。

こういう風景いいかも。

 

次回は2駅進んで松下駅へ行きます。

つづく


JR参宮線えきめぐり Part.7(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、松下駅へ。

 

↑駅名標。

松下駅は、三重県伊勢市にあります。

辺り一面にしょうぶが咲き誇る、二見しょうぶロマンの森の最寄駅。

夏にはホタルも鑑賞できるそうです。

 

ホタルが住むということは、それだけ豊かな自然が残されている証。

人間にとっても癒される土地であること間違いありません。

 

↑ホーム(松阪・名古屋方面)

田園地帯を一直線に突き抜ける線路。

こういう田舎ならではの光景には胸がときめきます。

 

↑ホーム(鳥羽方面)

ホームの鳥羽寄り先端に出入口があります。

線路も木製マクラギに変わり、路線の終点近くまで来たのだなぁという実感が湧いてきました。

 

松下駅の1日平均の乗客数は、30人台です。

この駅は、基本は普通列車しかとまりませんが、

朝と、夕方から夜間にかけて一部の快速みえも停車します。

 

↑ホーム上の待合所。

この駅もなぜだかベンチのある場所はホームよりも若干低くなっています。

JR参宮線はこういう駅が多いですね。

 

もしホームを嵩上げしてこうなったのなら、

ベンチのある場所ごと嵩上げしちゃえばいいという気もするけれど、

やはり予算の関係でしょうか?

 

↑そしてこの駅にもやっぱりホーム上に公衆電話がありました。

JR参宮線くんは公衆電話大好きですね。

 

↑松下駅の避難場所案内図。

松下駅周辺は何も無さ過ぎて、避難場所はなんとここから約3kmも離れた二見老人福祉センター

3kmっていったらもう次の駅じゃないか…。実際、二見浦駅のそばのようです。

しかも、その途中には山越えがあります。

 

健常者ならまだしも、老人とかだったらちょっと厳しい避難場所だなぁ~。

 

↑それでは階段を下って出入口に行ってみましょう。

松下駅の階段は斜めになっていますね。

 

普通にまっすぐ下ったら柵にぶち当たります。

 

↑松下駅。

駅舎のない無人駅です。

集落の外れにポツンとホームだけある感じですね。

 

欲を言えば、駅名板ぐらい付けてほしいなぁ~。

これじゃあ駅の出入口だということが分かりづらいですね(苦笑)

 

一応、列車の運転士向けの「松下」と書かれた標識ならあるけれど…、あれはちょっと(笑)

 

 

次回は二見浦駅に行きます。

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.8(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

↑駅名標。

二見浦駅は、三重県伊勢市の旧二見町域にあります。

二見町は2005年に伊勢市と合併し、二見浦駅がある辺りも伊勢市の一部となりました。

 

二見町といえば、駅名にもある通り、言わずと知れた超有名景勝地「二見浦」がある町。

中でも、縁結びのパワースポットとして知られる夫婦岩は人気です。

海に浮かんだ2つの岩が、夫婦が仲良く寄り添っている姿に見えることから、こういう名前になったんだそう。

 

ちなみに、「二見浦」の読み方は、

景勝地が「ふたみうら」という読みなのに対し、

駅名は「ふたみうら」になっており、なぜか食い違っています。不思議ですね。

何か特別な意味が込められているのかもしれません。

 

↑ホーム(伊勢市・名古屋方面)

二見浦駅のホームは、1番線から2番線まであります。

ホームの名古屋寄りに地下通路があります。

 

有名観光地の最寄駅だけあって、ホームにはたくさんのベンチが用意されていますね。

屋根の長さも、他の無人駅とは比べ物になりません。

 

↑ホーム(鳥羽方面)

二見浦駅には、すべての列車が停車します。

二見浦駅の1日平均の乗客数は、230人台です。あら、、少ない、、

 

↑ホームと駅舎を結ぶ地下通路。

 

↑なんと光るタイプの案内サインがありました!!

無人駅にもあるとは、、。

 

↑地下通路内部。

無人駅なのでエレベーターなどはあるはずもなく、階段のみです。

観光客も多く利用する駅だから、エレベーター付けてほしいな。

 

↑駅舎内。

かつては簡易委託駅で窓口がありましたが、2011年に無人化されました。

自動券売機もないので、きっぷを持っていない客は車内か着駅で運賃を支払います。

 

↑駅舎内。

名産品が展示されているショーケースがあります。

なんといっても観光地の駅なので、他の無人駅よりは気合いが入っていますね。

 

↑天井を見上げると大量の照明器具が。

ライブ会場かよ(笑)

 

夜になると駅舎がライトアップされて綺麗らしいですよ。

 

↑二見浦駅。

1993年に完成したこの駅舎は、

夫婦岩をモチーフにしたユニークなデザイン。

よく見ると、真ん中にはしめ縄もありますね。

 

↑駅前風景。

なんと、駅前広場の入口には、デデーンとでっかい鳥居が建っています。

これは、夫婦岩に着く前からテンションが上がりますね!

 

次回は、池の浦シーサイド駅へ行きます。

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.9(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、池の浦シーサイド駅へ。

 

↑駅名標。

池の浦シーサイド駅は、三重県伊勢市の旧二見町域にあります。

二見町の要望で、1989年に開業した新駅。

 

↑ホーム(松阪・名古屋方面)

「池の浦シーサイド」というぶっ飛んだ駅名の通り、

ホームのフェンスのすぐ横には伊勢湾の海が広がり、風光明媚でとても人気の高い駅です。

 

↑ホーム(鳥羽方面)

都会では味わえない、素晴らしい風景が広がっています。

ホームで海を眺めながら浴びる潮風は心地よいです。

 

池の浦シーサイド駅は海水浴シーズンにしか列車がとまらない臨時駅で、

開設当時は夏休みはほぼ毎日にわたって列車が停車していたそうですが、

年々駅の利用者が減り続け、

そのうちにゴールデンウィークと夏休みの数日間のみの営業となり、

数年前には夏休み中の4日間のみの営業となりました。

 

そして、2018年にはついに、この駅は営業休止になりました。

廃止されるかどうかは未定ですが、営業休止になったあとそのまま廃止された臨時駅は数多く、

おそらく、この池の浦シーサイド駅もこのまま廃止になる可能性が高いでしょうね。

 

もう二度とこの駅のホームから海の絶景が見られないかもしれないと思うと、悲しいです。。

 

↑ホームからの眺め。

リゾートホテルも立地するほどの絶景スポットです。

 

↑池の浦シーサイド駅。

駅の外から階段を上がるとすぐホーム。

当然ながら無人駅で、駅舎はありません。

 

↑駅全景。

ここも、日本一海が近い駅の一つでしょう。

それにしても、凄いところに駅をつくりましたね。

 

↑駅前風景。

たとえ臨時駅とはいえ、駅前のメインストリートが舗装されていない砂利道というのは、、感極まるものがあります。

 

次回は、終点の鳥羽駅へ行きます。

つづく

JR参宮線えきめぐり Part.10(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、終点の鳥羽駅へ。

 

↑駅名標。

鳥羽駅は、三重県鳥羽市にあります。

 

鳥羽といえば言わずと知れた観光地。

鳥羽水族館をはじめ、ミキモト真珠島鳥羽一番街など、駅から歩いて行ける範囲に観光スポットが集結しています。

 

鳥羽を含めた伊勢志摩観光には近鉄の伊勢志摩スーパーパスポート「まわりゃんせ」が人気ですが、

JRで行く人は「伊勢路フリーきっぷ」を使うという手もあります!

列車のみならずタクシーも乗れてお得に伊勢鳥羽を観光できちゃいます!

 

けど、近鉄まわりゃんせは、鳥羽水族館ミキモト真珠島伊勢安土桃山城下街志摩スペイン村志摩マリンランドなど、

伊勢志摩の20の有名観光地が無料で入場できちゃう特典もついてるので、

やっぱりじっくり伊勢志摩を観光したい人には近鉄のほうがオススメかな。

 

↑ホーム(松阪・名古屋方面)

JR鳥羽駅のホームは、0番線から2番線まであります。

右横にちらっと見えるホームは、JR線ではなく、近鉄線のホーム3~6番のりばです。

 

JRのホーム上屋は、支柱や屋根などモダンな形をしています。

このバランス感は見ていて飽きませんね。

さすが、観光地の駅は手が込んでいます。

 

↑ホーム(車止め方向)

1番線は切欠き式ホームになっていて、他の番線よりも一足早く線路が途切れています。

 

奥に列車がとまっていますが、あそこは0番線です。

改札口に一番近いホームなので、よく使用されます。

 

JR鳥羽駅の1日平均の乗客数は、340人台です。

ちなみに、すぐ隣にある近鉄鳥羽駅は、JR鳥羽駅よりも約6倍利用者が多いです。

JRがんばって…。

 

↑近鉄線連絡通路への階段。

鳥羽駅は、一応JR線の改札口近鉄線の改札口それぞれあるのですが、

改札の中では互いにつながっています。

 

なので、改札口を通らなくてもJR線近鉄線を乗り継ぐことができます。

この階段を登れば近鉄線のコンコースへ繋がっています。

 

↑改札内から見た改札口。

終着駅だし、鳥羽市の中心駅でもあるので有人駅で駅員がいます。

ホームの最も車止め寄りに改札口があります。

 

↑JR線改札口。

みどりの窓口まであります。

しかし、自動券売機はありません…。

 

あの山奥の、そのまた山奥の、

中部天竜駅でさえ券売機あるのだから、この駅に付けてくれてもいいのに…。

 

↑JR駅舎内。

多くの乗客でにぎわう近鉄の鳥羽駅とは対照的に、

JRの鳥羽駅は閑古鳥が鳴いています。

列車発着時以外は本当にシーンと静まり返った感じになります。

 

↑レア種な案内サインがごろごろと。

こんな案内サイン鳥羽駅以外では見たことがないですね。

国鉄っぽいテイストなのにJR東海のロゴが…。

 

↑鳥羽駅。

1階にJRの改札口、2階に食堂など鳥羽駅名店街があります。

近鉄の鳥羽駅ともつながっています。

 

5年ぐらい前にここの鳥羽駅から送迎バスに乗って海岸沿いのリゾートホテルに2泊3日で宿泊しました。

やっぱり鳥羽の海は綺麗でした。

 

近鉄は本数が多くて便利だけど、

JRに乗ってのんびりと車窓から海を眺めながら鳥羽を訪れるのも良いですよ。

JR関西線えきめぐり part.1(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

JR参宮線の駅巡りをした後は、時間が余ったので、

鳥羽駅からJR参宮線とJR紀勢線で亀山駅へ行き、JR関西線の駅巡りをすることにしました。

 

亀山駅からJR関西線の普通列車に乗って2駅目の加太駅で下車。

 

↑駅名標。

駅名標がラインカラーに対応しました~!

 

加太駅は、三重県亀山市にあります。

亀山市とはいえ、中心部の亀山駅からは山々を挟んで10km以上も離れた場所に加太駅はあります。

駅周辺も山々に囲まれ、なんだか別の世界に来てしまったかのような気分。

 

↑ホーム(亀山方面)

目の前に壁のように立ちはだかる高い山々。

 

加太駅のホームは、2つホームがあります。

ホーム番号は、割り当てられていません。

ホームの亀山寄りに屋根なしの跨線橋があります。

 

ホームの裏手は、すぐにヤブになっています。

かなり山際に駅があるようです。

 

↑ホーム(柘植・加茂方面)

設置当初はさぞかし黄色かったであろう点字ブロックも、色あせてホームの色と同化しつつあります。

 

JR西日本の京阪神エリアの駅たちは全面禁煙になりましたが、

加太駅は全面禁煙エリアから外れており、未だにホームに喫煙コーナーがあります。

 

喫煙コーナーは他の場所と隔離されているわけでもなく、

喫煙コーナー以外の場所に煙が流れ込んで来たりするので、

さっさとここも全面禁煙にしちゃえばいいのに…なんて思ったりします。

 

なぜ喫煙者のために健全な人が堅苦しい思いをしなければならないのか…。

 

 

加太駅の1日平均の乗客数は、60人台です。

 

↑上りホームの待合所。

下りホームには立派な木造駅舎が建っていますが、

上りホームにはこのような簡素な屋根があるのみ。

 


↑跨線橋内部。
森の中へと溶け込んでいくかのような光景。

 

↑ホームから見た駅舎。

開口部がとっても広い木造駅舎。

奥の壁面には加太地区にある鉄道遺産群がまとめられた展示物があって、見応えがあります。

 

加太駅は、JR関西線のJR西日本区間では唯一の無人駅です。

 

↑駅舎内。

あれれ??前回訪問時とベンチの向きが変わってる!!(笑)

なんでだ(笑)

 

↑参考画像(前回訪問時に撮影した画像)

ほら、ベンチが反転してる(笑)

 

↑運行情報ディスプレイの横にも、「運行情報をお知らせします」って書かれた看板が追加されていました!

これも、前回訪問時にはありませんでしたね。

久しぶりに再訪問してみたら、ちょこちょこと小変化がありますね(笑)

 

↑加太駅。

民家と見間違えそうな感じの木造駅舎。

 

駅名板とか味があって最高ですね。

「加太驛」の「驛」の字が旧字体なところがまたレトロな雰囲気を醸し出していますよね。

 

くたびれた感じの郵便ポストもまた良い感じなんだよな~。

 

次回は関駅へ行きます。

つづく

 

関連記事(加太駅)

2015年12月の加太駅(駅名標更新前/ベンチ反転前)

JR関西線えきめぐり part.2(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、関駅へ。

 

↑駅名標。

関駅は、三重県亀山市にあります。

 

駅の近くには、江戸と京都を結ぶ東海道47番目の宿場町「関宿」があります。

東海道でも有数のレトロな街並みが残る、観光地としても名高い宿場町で、

毎年3月には大量のひな人形が並べられたり見どころは豊富。

 

 

 

 

↑ホーム(亀山方面)

関駅のホームは2つありますが、のりば番号は割り当てられていません。

 

すごいなー、駅舎の2階部分が上屋として機能してるよ~。

これは考えましたね。

 

↑ホーム(柘植・加茂方面)

跨線橋は屋根なしタイプ。

階段の錆びが良い感じにノスタルジックさを醸し出しています。

 

関駅の1日平均の乗客数は、280人台。

 

↑跨線橋内部。

床もいい具合に錆びてますね。

 

↑駅舎内。

この駅に改札口はありませんが、

簡易委託駅になっていて、きっぷうりばの窓口があります。

 

左奥に見えるのが、その出札窓口。

右側にあるのは、関宿ふるさと会館という施設。

訪問時は夕方だったので閉まっていましたが、喫茶コーナーも併設しているそう。

 

↑きっぷうりば。

営業時間は7時から16時まで。

※2018年4月から無人駅になったようです。

 

↑窓口の上には運行情報ディスプレイも。

最近JR西日本管内の無人駅を中心に導入が進んでるけど、

無人駅にこういうのがあるのは画期的ですね。

 

↑関駅。

関宿を模しているのか和風の大きな駅舎です。

屋上に物見やぐらみたいなのが付いている…。登ってみたい…。

 

次回は柘植駅へ行きます。

つづく

JR関西線えきめぐり part.3(三重県エリア)

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2016年7月31日(日)天気・・・晴れ

 

次は、柘植駅へ。

 

↑駅名標。

駅名標がラインカラーに対応しました!

柘植駅は、三重県伊賀市にあります。

JR関西線とJR草津線が乗り入れる駅で、列車発着時には多くの乗り換え客でごった返します。

 

山間部にある駅ですが、

意外なことに三重県で一番最初に開業した駅だそうですよ。

1890年の開業。130年近く前なのですね。

 

↑ホーム(亀山・四日市・名古屋方面)

乗換駅らしく、簡易委託駅とは思えない立派なホーム上屋が構えています。

柘植駅のホームは1番のりばから3番のりばまであり、

1番のりば・2番のりばはJR関西線が、3番のりばはJR草津線が発着します。

 

↑ホーム(伊賀上野・奈良・JR難波方面/貴生川・草津方面)

ホームの奈良寄りに跨線橋があります。

乗換駅ですが、エレベーターは無く、階段のみです。

 

柘植駅の1日平均の乗客数は、330人台。

 

↑ホーム上の待合室。

大勢の乗り換え客に対応するためか待合室は特大サイズとなっています。

よく見たらここにも運行情報ディスプレイがある!!!

駅舎以外にもあるとは驚きました。。

 

↑待合室。

ここまで特大サイズの待合室は都市部でも全くといっていいほど見かけません。

国内最大級かも??

 

↑跨線橋。

大きな「おかえりなさい」の文字が浮かび上がります。

そして、階段上には伊賀忍者の人形がお出迎え。

人形とともに伊賀への行き方の案内板が貼りつけられていました。

 

どちらも忍者の里である甲賀伊賀をセットで観光する人も多いと思うので素敵なおもてなしですね!

 

↑駅舎側の階段には「いってらっしゃい」の文字も。

観光客にも地元民にも優しい駅です。

 

↑ホーム側から見た駅舎。

ホームの傾き具合から見ても、まるで駅舎に吸い込まれていくかのような印象です。

 

↑駅舎内。

自動改札機や自動券売機はありません。

簡易委託駅になっていて、時間帯によってはきっぷうりばの窓口が開いています。

簡易委託駅とはいっても、窓口の営業時間内はしっかり改札口できっぷをチェックされます。

 

そして、ここも例外なく運行情報ディスプレイが新設されていますねえ。

 

↑柘植駅。

全体的に渋いカラーリングの木造駅舎。

カラーリングだけでなく、和風の庭木からも渋さが漂っています。

 

渋いといっても、なかなかきれいな外壁ですよね。

不思議とあまり古さを感じさせません。

 

暗くなったので、今日の駅巡りはこれで切り上げて帰りました。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

関連記事(柘植駅)

2015年12月の柘植駅(駅名標更新前)


JR関西線えきめぐり part.1(三重県エリア)

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2016年8月8日(月)天気・・・晴れ

 

今回からは、またJR関西線の駅巡りです。

前回の旅では柘植駅まで再訪問したので、今回の旅では柘植駅から先の駅を見ていこうと思います。

 

というわけで、地元の駅からJR中央線とJR関西線を乗り継ぎ、佐那具駅へとやってきました。

 

↑駅名標。

佐那具駅は、三重県伊賀市にあります。

近くに三重県の関宿から奈良までを結ぶ大和街道も近くを通っており、

佐那具の街には旧本陣も残されているようですよ。

 

佐那具駅には過去にも降りたことがあるけれど、駅前を散歩したのはこの日が初めて。

駅前の道路を進むと、すぐ近くに川が流れていたことに驚きました。

駅からだと建ち並ぶ家々に阻まれてしまい、川の存在に気付かないです。

 

↑ホーム(亀山方面)

佐那具駅には、2つホームがありますが、のりば番号は割り当てられていません。

この辺はそういうのが多いですね。

 

ホームの亀山寄りに跨線橋があります。

 

それにしても、線路沿いの木々が力強く線路際まで枝を伸ばしています。

枝が列車にぶつからないか心配になるぐらいです。

かなりスレスレですよね。

 

↑ホーム(加茂・奈良方面)

かつて特急や急行がバンバン走っていた路線とは思えないほどのんびりしていますね。

 

佐那具駅の1日平均の乗客数は、130人台です。

 

↑木々の枝が屋根の代わりを果たしてくれているといっても過言ではないほどですね。

木陰でのんびり列車を待つのも良さそう。

 

↑上りホームの待合所。

駅近くの府中中学校の生徒製作の絵画が飾られています。

この中学校ですが、残念ながら2009年に惜しまれながら廃校になってしまったようです。

でも、「府中中学校」の名はこの佐那具駅で生き続けていると思うと、感極まるものがあります。

 

↑化粧室。

トイレはホーム上の跨線橋裏という目立たない位置にあります。

 

↑ちなみにこのトイレ、ホームからでも駅前からでも入ることができる構造です。

 

↑駅舎内。

この駅に改札口はありません。

簡易委託駅になっていて、きっぷうりばの窓口があります。

自動券売機は設置されていません。

 

「まず電化 みんなの力が必要だ」

インパクトのある標語が掲げられています。

利便性向上のためにも、実現するといいですね。

 

↑駅舎内。

1914年(大正14年)に建てられた古い駅舎ですが、

綺麗な状態が保たれています。

まだまだ使えそうです。

 

↑佐那具駅。

佐那具駅の開業は明治時代だけど、駅舎は大正時代のものだから、一度建て替えられたということですね。

それにしても、大正14年の駅舎が今でも現役で使われているのは、とても素晴らしいことですね。

この駅が大切にされてきた証拠とも言えます。

 

次回は新堂駅へ行きます。

つづく

JR関西線えきめぐり part.2(三重県エリア)

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2016年8月8日(月)天気・・・晴れ

 

次は、新堂駅へ。

 

↑駅名標。

新堂駅は、三重県伊賀市にあります。

 

伊賀市といえば俳句で有名な松尾芭蕉の出身地なので、

大先輩の松尾芭蕉にあやかってワタクシも何か一句詠みたいところですが、

なかなか良いのが思いつきません。

 

この記事を書き終わるまでに何か良い句がひらめくといいのですが…。

 

 

 

↑ホーム(亀山方面)

新堂駅ののりばは2つありますが、

この駅ものりば番号は割り当てられていません。

 

ホームの亀山寄り先端に駅舎があります。

 

新堂駅の1日平均の乗客数は、240人台。

 

↑ホーム(加茂・奈良方面)

右側奥には現在使われていない廃ホームがあります。

線路も剥がされてしまっていますね。

 

↑現在使われていないホームの駅名標もラインカラー対応タイプに更新されていました。

わお。

 

↑ホーム側から見た駅舎。

珍しくホーム上に駅舎が建っています。

 

↑駅舎内部。

駅舎の一角にきっぷうりばの窓口が営業しています。

この駅も改札口や自動券売機はありません。

 

ホーム上の限られたスペースに駅舎が建っているので、だいぶ狭い。

 

↑駅舎。

2002年に建てられた新しめの駅舎。

駅舎の背後は自由通路になっていて、各出入口へつながっています。

 

↑自由通路内部。

自由通路といえども屋根なしの簡素な通路なのですが…、

ここを通らなければ新堂駅の駅舎やホームへ辿り着けない重要な通路であります。

 

写真の奥が北口、手前が南口で、真ん中はホームへ繋がる階段です。

まずはメインの出入口である北口から見てみましょう。

 

北口への階段を下りると、なんと木造駅舎が構えています。

 

↑北口木造駅舎内部。

ホーム上の駅舎が完成する前までは、おそらく、この駅舎にきっぷうりばがあったんでしょう。

窓口跡はシャッターで閉じられています。

 

でも、ホーム上にわざわざ新しい駅舎を建てたのに、

なぜこの木造駅舎は取り壊されずに未だに残っているんでしょうか。

考えれば考えるほど不思議です。

 

普通であればさっさと解体してしまいそうな気がしますが。

 

↑新堂駅(北口)

風情あるレトロな木造駅舎です。

きっぷうりばなど、メインの機能こそ新駅舎に役割を譲ったものの、

この木造駅舎は今でも町を見守っています。

 

↑ちなみに、木造駅舎に入らなくても、脇の通路から直接駅へ入れます。

ますます木造駅舎が取り壊されてない理由が謎ですが…(苦笑)

ひょっとしたら木造駅舎が残っているのはJRのご厚意かもしれません。

 

つづいて、反対側にある南口にも行ってみましょう。

 

↑新堂駅(南口)

南口は、階段があるのみです。

でも、駅前に立派なロータリーがあります。

 

すぐ近くにスーパーマーケットがあったり、前回紹介した佐那具駅よりは若干ですが賑やかな感じがします。

 

 

 

記事の終盤になりましたが、やっと一句整いました。

「新堂や 新旧駅舎の コラボかな」

 

いかがでしょうか。

え??駄作ですって??

 

そんなこと言わないで~(笑)

やっぱり松尾芭蕉のような素晴らしい俳句を生み出すというのは、とても難しいようです(汗)

 

 

次回は、伊賀上野駅へ行きます。

つづく

JR関西線えきめぐり part.3(三重県エリア)

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2016年8月8日(月)天気・・・晴れ

 

次は、伊賀上野駅へ。

 

↑駅名標。

伊賀上野駅は、三重県伊賀市にあります。

伊賀観光のアクセス拠点となる駅で、伊賀上野城などがある伊賀市街へはこの駅で伊賀鉄道に乗り換えです。

 

JR伊賀鉄道の共同使用駅になっています。

 

 

 

↑JR線ホーム(亀山・名古屋・鳥羽方面)

4つあるホームのうち、

2番のりばから4番のりばまでがJR線のホームです。

 

歴史が詰まっていそうな木造屋根がホームを雨風から守ってくれています。

 

↑JR線ホーム(奈良・JR難波・大阪方面)

ホームの大阪寄りに跨線橋があります。

2番のりばの屋根は木造だったのに、3・4番のりばの屋根は鉄骨ですね。

 

伊賀上野駅の1日平均の乗客数は、660人台です。

 

↑跨線橋内部。

壁の傷み具合のおかげで味が出ています。

観光地の駅はかえってこういう味がある雰囲気のほうが良いですよね!

 

主要駅の一つですが、跨線橋にはエレベーターは設置されておらず、階段しかありません。

 

↑伊賀鉄道線ホーム(上野市・伊賀神戸方面)

伊賀鉄道線は、1番のりばからの発車です。

1番のりばというと一番メインなホームであるかのような印象を受けるかもしれませんが、

実際はというとJR線のホームを直進した先にあるちっぽけなホームです。

 

伊賀観光には外せない忍者電車はこのホームからの発車。

 

↑伊賀鉄道ホーム上にあるJR線きっぷうりば。

伊賀鉄道線からJR線に乗り換える人向けに、自動券売機が設置されています。

 

名古屋までは1660円、大阪までは1490円。

一応東海地方の駅だけど、大阪のほうが近いんですね。

管轄会社がJR東海ではなくJR西日本なのも少し納得です。

 

意外と京都が近くて1140円で行けます。

 

 

↑化粧室。

改札内の化粧室は2番のりばの名古屋寄り先端にあります。

なんて言ったって伊賀流忍者の里の駅ですから、化粧室も手の込んだ和風デザイン。

 

↑改札口。

JR直営の有人駅になっており、改札口もあります。

そのほか、みどりの窓口と、自動券売機が1台。

 

JR線伊賀鉄道線どちらともこの改札口からの入場です。

自動券売機もJR線伊賀鉄道線共通のもの。

 

↑きっぷうりばの運賃表。

新幹線が通っていない三重県民を全力で煽っています。

 

↑駅舎内。

いかにも地方の主要駅といった感じで、広大な待合スペースが確保されています。

 

↑伊賀上野駅。

忍者の街と聞くと駅舎でさえも忍者屋敷に見えてきます手裏剣

 

次回は1駅進みます。

つづく

JR関西線えきめぐり part.4(三重県エリア)

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2016年8月8日(月)天気・・・晴れ

 

次は、島ケ原駅へ。

 


↑駅名標。

島ケ原駅は、三重県伊賀市にあります。

2004年に合併して伊賀市が誕生するまでは、この場所は島ケ原村でした。

 

駅周辺を木津川の対岸も含めて散歩しましたが、

山々に囲まれたのどかな街で、とても癒されました。

 

ここら辺は山間のわずかな土地に集落がつくられているので、

道は狭く、複雑に入り組んで、坂道のアップダウンも激しいのが特徴。

しかしそういった集落のつくりが幻想的な雰囲気を作り出しているともいえます。

 

 

 

↑ホーム(柘植・亀山方面)

島ケ原駅のホームは、2つありますが、やはりこの駅ものりば番号は割り当てられていません。

ホームの亀山寄りに跨線橋があります。

 

それにしても、こんな小駅でも構内踏切に頼ったりせずにしっかり跨線橋が整備されているのは、

さすが幹線の駅です。

 

島ケ原駅の1日平均の乗客数は、140人台です。

 

↑ホーム上にある待合所。

とても味のあるものでした。

 

↑待合所内部。

地元の中学生が制作した巨大絵画が、駅の利用者を和ませています。

中学生が、こんな芸術家が描いたような立派な作品を生み出すなんて、驚異的ですね。。

 

JR関西線にはホーム上に美術作品が飾られている駅が多いので、

列車に乗っているだけでも美術館に来たかのような気分が味わえる楽しい路線です。

気になった駅で途中下車して、じっくり作品鑑賞するのも良いでしょう。

 

↑跨線橋内部。

屋根なしの跨線橋です。

 

↑ホームから見た駅舎。

迫り出した大きな回廊が特徴的。

大都市ではこういったレトロな駅舎を見かける機会も少なくなってきました。

懐かしい気分を味わいのなら、ちょっと足を延ばして島ケ原駅がおすすめです。

 

↑駅舎内。

この駅に改札口はありません。

簡易委託駅で、7時から18時まできっぷうりばの窓口が営業しています。

自動券売機は設置されていませんでした。

 

そして、やはりここにも運行情報ディスプレイが設置されています。

 

↑島ケ原駅。

屋根が大きく、まるで帽子をかぶっているかのような可愛い木造駅舎。

こういう歴史ある木造駅舎が現在も使われ続けているのは、素敵なことですよね。

 

次回は大河原駅へ行きます。

つづく

JR関西線えきめぐり part.5(京都府エリア)

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2016年8月8日(月)天気・・・晴れ

 

次は、三重県を抜けて京都府に入り、大河原駅へ。

 

↑駅名標。

大河原駅は、京都府南山城村にあります。

宇治茶の名産地として知られ、京都府内では唯一の村となっています。

 

南山城村の中心部は、大河原駅よりも600mほど東へ進んだ場所ですが、

その場所はJR関西線の線路が通過しているものの、月ケ瀬口駅と大河原駅との間にあたり、駅はありません。

なので、南山城村の中心部へはこの駅が最寄りになります。

 

大河原駅がある場所は人家も数軒程度で、正直言って栄えてるとは言い難い場所ではあります。。

でも、木津川のせせらぎが心地よい憩いの場所です。

 

近くの木津川には、増水時には水に沈む沈下橋もあります。

欄干も無い橋なので、増水時じゃなくてもスリルのある橋だと思われます。

 

 

 

↑ホーム(柘植・亀山方面)

大河原駅のホームは、2つありますが、この駅ものりば番号は割り当てられていません。

駅の裏手はすぐ山。なかなか迫力のある地形です。

 

↑ホーム(加茂・奈良方面)

この駅は、下りホームにだけ短いながらもホーム上屋が整備されていました。

 

ホームからの風景は自然豊かでとても良いですが、

駅前は交通量の多い国道に面しているので、静かな環境の中で列車を待ちたいという人には不向きの駅かもしれませんガーン

 

大河原駅の1日平均の乗客数は、60人台。

 

↑上りホームの待合所。

この駅も巨大絵画が飾られていました。

意匠は不明ですが、泡の絵のようです。

思い当たる節から探ればやはり木津川…でしょうか??

 

↑跨線橋内部。

この駅にも屋根なしの跨線橋があります。

ここから見る限り、家は対岸のほうが多いみたいです。

 

↑駅舎内。

簡易委託駅になっていて、7時から15時まできっぷうりばの窓口が営業しています。

ただし、窓口が開いているのは平日だけ。

自動券売機は設置されていません。

 

↑大河原駅。

この辺では珍しく、木造じゃない駅舎が建っています。

クリーム色の明るい色です。

人家も僅かな寂しげな雰囲気を和らげてくれています。

カラーリングって、大事です。

 

次回は月ケ瀬口駅へ行きます。

つづく

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