2015年12月12日(土)天気・・・
まず最初にお詫び。
前回の藪原駅の記事で、藪原駅は「簡易委託駅」だの「無人駅」だのと矛盾した書き方をしておりましたが、
藪原駅は簡易委託駅が正解です。申し訳ございません。
文章を修正いたしました。
今回は三重県の駅を紹介します。
この日、12月12日は■JR草津線の駅巡りをするために、
勝川⇒(■JR中央本線)⇒名古屋⇒(■JR関西本線)⇒亀山⇒(■JR関西本線)⇒柘植
というルートで草津線方面に向かっていたのですが、
その途中に■JR関西本線の加太駅に寄り道してきましたので、今回は加太駅を紹介します。
加太駅は、亀山から2駅目のところにある駅でして、山深い場所にあります。
JR西日本の近畿エリアでは2014年から路線記号に対応した案内サインの更新が進められていますが、
この時点ではまだ加太駅の駅名標はラインカラーに対応しておらず、青いままでした。
↑簡易駅名標のみラインカラーに対応していました。
↑ホーム(亀山方面) 2面2線。
ホームの亀山寄りに屋根なし跨線橋があります。
↑ホーム(柘植・加茂方面) 2面2線。
加茂方面ホームには立派な木造駅舎があるのに対し、
亀山方面ホームには、まるでタクシーのりばの屋根のような簡素なホーム上屋とベンチがあるだけ。
ホーム上屋についていた建物財産標によると、このホーム上屋は1999年8月6日に竣工したものだそうです。
↑具体的な日付まで書いてある建物財産標は珍しい。。。
↑跨線橋から見たホーム。
跨線橋に屋根がついていない分、良い眺めです。
↑駅構内全面禁煙化の波はここまでは押し寄せていません。(今のところ)
ただ、駅舎から跨線橋に行く途中に喫煙コーナーがあり、ここは通行者も多いはずなので、
もっとホームの奥まったところ(列車が停車しない位置とか)に移設してほしいですね。
それができないのだったらこの駅も全面禁煙化でいいんじゃないかと思っています。
JR西日本の全面禁煙エリアは木津駅までなので、意外とまだ喫煙可能な駅は多いようです。
↑ホームに掲げられている「加太地区の鉄道遺産群」の作品。
地図はロープで描かれています。とても勉強になります。
↑「関から加太、そして柘植に至る約14kmの区間では、大和街道と加太川に沿うように鉄橋やトンネルといった多くの鉄道構造物を建設しなければならず、大変な難工事となりました。」とあります。
こういう文章を見ると鉄道のありがたみというのがよく分かります。
↑トイレは駅舎側のホームにあります。
1936年のトイレです。
↑駅舎にくっついているホーム上屋は最近塗り替えられたようでピカピカでした。
2014年12月に塗りなおされたとのことです。
↑駅舎内。
ここは亀山~加茂では唯一の無人駅。
窓口はシャッターで閉ざされています。
↑最近増えつつある無人駅向けの運行情報モニター。
■JR関西本線にもありました。
↑運賃表。
琵琶湖線は「東海道線」と書いてありました。
↑時刻表。
だいたい1時間に1本ぐらい。
↑加太駅。
昔ながらの木造駅舎です。
この駅舎も1936年竣工とのこと。
加太駅が開業したのは1896年なので二代目駅舎ということでしょうか。
次回は1駅進んで柘植駅へ行きます。
つづく