2015年12月24日(木)天気・・・
次は、神田駅から■JR中央線で1駅進み、御茶ノ水駅で下車。
↑ホーム(神田・東京方面/秋葉原・錦糸町・船橋・千葉方面) 2面4線。
御茶ノ水駅は■JR総武線と■■JR中央線が発着する駅で、
東京や新宿・八王子・千葉、さらには山梨県まで乗り換えなしで行ける便利な駅です。
御茶ノ水駅がある場所は、すぐ北には神田川が流れ、南は崖になっており、
東には御茶ノ水橋が架かり、さらにホームの上空を聖橋が跨いでいるという、
とても立地条件が厳しい場所です。
そのため従来の土木技術では駅のリニューアルが難しく、
御茶ノ水駅改良工事の構想が上がっては消える、の繰り返しでした。
そんなこともあり、都内のターミナル駅にも関わらず、
2015年になってもエスカレーターやエレベーターはいっさい設置されていないという有様。
まるでこの駅だけ時代が止まっているかのよう。
しかし、工事技術が進歩し、ついにバリアフリー工事が始まりました。
御茶ノ水駅のまわりに工事スペースが確保できる場所は無いため、
神田川の上に人工地盤を設けて工事ヤードと搬入路を確保するという大がかりな工事です。
↑ホーム(水道橋・飯田橋・市ケ谷・三鷹方面/新宿・立川・八王子・高尾・青梅方面)
予定ではこの位置まで橋上駅舎が延伸され、
この位置にエスカレーターやエレベーターが設置されることとなっています。
↑ホームの東京寄り、聖橋の真下はこのような歴史を感じさせるアーチ状の橋脚を見ることができます。
↑また、ホームの東京寄りに謎の跨線橋が架かっています。
↑平日の8時から9時30分までしか開いていない出口専用臨時改札口への入口のようです。
御茶ノ水駅は利用者が多いのに各ホームに階段が3か所あるだけなので、
こういった臨時改札口もフル活用しないと客を捌ききれないのでしょう。
ホームの中央部には別の跨線橋があり、こちらの跨線橋は聖橋改札口に繋がっています。
↑ホームと聖橋改札口を結ぶ跨線橋。
御茶ノ水駅のバリアフリー化工事の進捗に伴い、この跨線橋はもうすぐ取り壊される予定です。
歴史のある建物がなくなるのは悲しいですが、
ターミナル駅として相応しい御茶ノ水駅を実現するためにはこれも必要な一歩。
↑聖橋改札口の自動精算機は2台。
↑聖橋改札口。
「ひじりばし」と読みます。
都内の駅らしく改札機多いですねえ。
Suica専用改札機だらけなのは時代の流れでしょうか。
↑自動きっぷうりば。
思ったほど台数は多くありませんでした。
↑御茶ノ水駅(聖橋口)
東京メトロの新御茶ノ水駅がこの近くにあります。
この駅舎もそのうち見納めとなりそうです。
聖橋口の新駅舎はいわゆる橋上駅舎となり、完成は2020年度の予定です。
つづいて御茶ノ水橋改札口へ行きます。
↑御茶ノ水橋改札口も自動精算機は2台。
↑御茶ノ水橋改札口。
聖橋改札口には発車標がありませんでしたが、こちらの改札口にはちゃんとあります。
↑自動きっぷうりば。
一番右は券売機かと思いきやATMです。
そういえば指定席券売機が見当たりません。
↑近距離きっぷうりばからやや離れた、みどりの窓口の横に指定席券売機がありました。
↑御茶ノ水駅(御茶ノ水橋改札口)
次回は■JR中央線で新宿へ向かい、新宿から■JR山手線で1駅進んだところにある新大久保駅へ行きます。
つづく