2015年12月29日(火)天気・・・
鴫野駅からは■JR学研都市線、■JR大阪環状線、■JRJR神戸線、■JR山陽線を乗り継ぎ、
兵庫県の西の果てにも近い有年駅へ。(厳密に言うと新大阪にも寄り道したので■JRJR京都線にも乗っている)
有年駅は、前回訪問時から2年が経って橋上化工事が進展し、
新たに北口もオープンしたときいたので、再訪問することにしました。
① ◆1番のりば・南口側
↑ホーム(上郡・岡山方面) 2面2線。
右に建っているのが建設中の橋上駅舎です。
まだ工事中なので橋上駅舎本来の役割は果たしていませんが、
跨線橋や北口への通路として橋上駅舎の一部が開放されています。
↑ホーム(相生・姫路方面)
旧2・3番のりばがあったところではホームの改造工事が行われています。
↑橋上駅舎と跨線橋。
橋上駅舎はだいぶ姿がはっきりしてきました。
このあとは、鉄骨が飛び出ている位置に南口への通路・階段が付けたされる予定です。
↑ホーム上のトイレ。
目立った案内サインも無く、何の建物か分かりづらいですが、トイレです。
↑改札口。
1日300人程度の乗車人員しかない小さな駅で無人駅にされてもおかしくないレベルですが、
なぜか発車標や自動券売機も設置されており、利用者数のわりにかなり待遇が良い駅です。
↑今どきJR西日本で流行りの豪華ベンチもありました。
↑有年駅(南口)
前回訪問した2014年は出口はこちら側にしかありませんでしたが、
今回新たに北口ができたということで、こちらの木造駅舎があるほうの出入口は南口という扱いになりました。
新しい個性的な橋上駅舎に建て替えられるのはとても嬉しいのですが、
兵庫県最古のこの木造駅舎が今後どうなってしまうのかも非常に気になります。
なんとか解体を免れて保存という流れになってくれればよいのですが…。
(結局2017年に解体されました…)
② ◆2番のりば・南口側
↑南口から2番のりばへ行くにはまずこの古い跨線橋を渡ります。
↑跨線橋を下りたあとは、現在使用停止中の旧ホーム上を進みます。
↑そしてホームの姫路寄りまで歩くと仮設階段が現れ、ここを上ります。
↑その仮設階段を上って90度Uターンした位置に橋上駅舎の階段があり、ここを上っていきます。
そして、橋上駅舎を渡って画像奥の2番のりばへの階段を下りると2番のりばホームに着きます。
↑ホーム(上郡・岡山方面) 2面2線。
橋上駅舎が見えます。
よくこんな乗車人員300人の駅で橋上化が実現できましたね(笑)
もはや、どんな田舎駅が橋上化されてもおかしくない時代が来るのも近いかもしれません。
↑橋上駅舎への階段。
最近、ホームのベンチにも「優先座席」が設定される例が増えていますね。
ホーム上のベンチの「優先座席」化を最初にやり始めたのはJR西日本 岡山支社で、
その後JR西日本の京阪神地区やJR東日本に広まった形になります。
↑橋上駅舎内部。(ホームへの階段側から撮影)
さすがに利用者数の少なさの影響で、一般的な橋上駅舎と比べるとかなり狭い作りです。
↑橋上駅舎内部。(北口側から撮影)
南口への階段はまだ存在しておらず、将来南口への階段が設置される予定の場所は仮設の壁で覆われていました。(写真奥)
UT50型の自動券売機が設置されていました。
↑北口への階段。
↑有年駅(北口)
利用者数のわりにはとても立派な橋上駅舎です。
階段は左右二箇所にあります。左の階段には屋根がありません。
こんな利用者の少ない駅なのに駅名板は光ります。
正直驚きです。さすが橋上駅舎だけあります。
また有年駅の橋上駅舎が完全に完成したら再訪問しようと思います。
関連記事(有年駅)
・2013年12月31日の有年駅(北口オープン前)