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JR常磐線えきめぐり(茨城県エリア) Part.10

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2016年3月10日(木)天気・・・くもり

 

次は、1駅進んで勝田駅へ。

 

↑駅名標。

勝田駅は、水戸の次の駅ですが、1駅とはいえ5.8kmも離れているので完全に別の街です。

勝田駅は「ひたちなか市」の中心部にある大きな駅です。

普通列車はもちろんのこと、特急列車もすべてこの駅にとまります。

 

「ひたちなか市」とはなんとも変わった名前。

1994年に勝田市と那珂湊市が合併して「ひたちなか市」が誕生したんだそうです。

 

↑ホーム(日立・高萩・いわき方面)

勝田駅は1番線から4番線まであります。

1番線はひたちなか海浜鉄道のホームで、2~4番線はJRのホームです。

 

ホームのいわき寄りに橋上駅舎が建っています。

 

↑Suicaグリーン券売機はJR線のホームにあります。

 

↑JRのホームには発車標が設置してありますが…、

元々は「日立・いわき・仙台方面」と書かれていたようですが、

JR常磐線の福島県内の区間が、津波被害や原発事故の影響で未だに運休したままになっているので、

「仙台」の文字がテープで隠されていました。

 

こんなところにも震災の爪痕が残されているとは……。

 

 

それでは階段を上って改札口へ行ってみましょう。

 

↑改札内コンコース。

天井が高く、コンコースを囲い込むように採光窓が設置されているのでとても明るいです。

 

↑ガラスがふんだんに使用されています。

こういう近未来的な駅舎がけっこう好みなので脳内でアドレナリンが爆発しています。

 

天井もフワッとめくれ上がるような形になっていて面白いですね。

 

↑自動精算機は1台。

Suicaチャージ機もありましたがなぜかシートで覆い被せられていて使えません。

 

↑改札口。

JRもひたちなか海浜鉄道もこの改札口から入ります。

 

この駅は2011年の東日本大震災で大変な被害を受けた駅の一つです。

今は綺麗に修繕されましたが、この駅では改札口付近の吊り天井が落下する被害がでました。

吊り天井の落下事故を受け、震災後、日本全国の駅でワイヤー増設など吊り天井の落下対策工事が進められています。

 

↑自動きっぷうりば。

水戸駅には劣るとはいえこの駅もかなりデカい駅。

自動券売機もご覧のとおり大量にあります。

 

このほか、みどりの窓口内にも指定席券売機が2台あるので、

合計すると近距離券売機より指定席券売機のほうが2倍も多いんですね。

茨城県の特急ニーズの高さがよく分かります。

 

↑自由通路。

自由通路は日光が当たらない北側だけガラス張りなので日中でも眩しくありません。

 

↑自由通路にはアート作品が埋め込まれています。

こちらは「躍動の輝き」という作品。

大きなうねりの波浪を乗り越える鳥の群舞のように、未来へ飛び立つひたちなか市の姿を現した作品だそうです。

 

↑おや、西口へのエスカレーターの横にもアート作品がありますねえ。

 

↑こちらは「RELAXATION-くつろぎ」という作品。

 

↑解説板を読んでみて、あなたは何を感じましたか。

人それぞれの感性にまかせるタイプのアート作品、奥が深いです。

 

↑勝田駅(東口)

勝田駅のメインの出入口にあたる東口です。

2002年7月にオープンした新しい駅舎です。

 

↑勝田駅(西口)

この駅は見る角度によってかなりかっこよく見えます。

角度は重要です。見る方向によって駅の印象も意外と変わります。

ワタクシはアホなのでクソ角度で撮りました←

 

反省反省。

 

次回も1駅進みます。

つづく


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